芸術表現系列(演劇)
17期生 卒業公演『知らない体温』稽古アーカイブス②(7/25・26編)
※【お知らせ】8/15(土)・16(日)に予定していた公演は中止となりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
令和2年7月25日(土)
演劇演習室・東京各某所
きょうは、生徒希望によりラジオ体操ではなく「HAND CLAP」。
お!音楽も今っぽいね!……お!楽しいね!!……お!これ大人にはけっこうタフなやつだね。
さて、年表をもとに即興劇の続き。
池田さんから生徒たちへ、考えてほしい演出要素が少しずつ加えられていきます。
作品へのそれぞれの池田さんのコメントはどれも、へーそんな見方があるんだーの連続。
そこからさらに新しいアイデアへ広がっていきます。
生徒たちもその新しいアイデア・演出を試したりと勇気を出して飛び込んでいました。
今日の稽古の締めくくりは歌とダンスです。おつかれさま。
_____________________________________________________
令和2年7月26日(日)
演劇演習室・東京各某所
4連休をつかった集中稽古、ラスト1日。
今日は、リモートでつながっているスタッフのみなさんも即興劇に参加です。え!?
▲先生役の多生さん(画面の中)の説教の剣幕に、画面を前に思わず正座。
今日の即興劇でもたくさんのアイデアが生まれていました。
そして、締めはやっぱり歌とダンス!
振り付け担当を中心にみんなで真剣に打ち合わせ中。
今日は超大作の楽曲が完成し、これで4日間の稽古が終了です。
稽古後の生徒たち、「リモートの稽古ってどうなるんだろう、って思ってたけどこんなに進むなんて!」と、
リモート稽古への驚きと充実ぶりを振り返っていました。
スタッフの皆さま、この状況の中でこそのさまざまなアイデアをくださり、充実した稽古が実現しました。
連日、長時間の稽古の中、画面越しにずっと生徒を見守ってくださり、本当にありがとうございました。
最後に、存分に使った演習室を掃除です。
4日間、本当にお疲れ様でした。
_________________________________________________________
以上、4日間の集中稽古の記録でした。この記録もまた、次の創作につながります。
それでは、また新しいご報告ができる日まで。
皆さん、健康に、よい夏をお過ごしください。
【ご報告】系列(演劇)第17期生 卒業公演〔8/15(土)・8/16(日)〕中止のお知らせ
令和2年8月4日
芸術・表現系列(演劇)第17期生
本年度の、芸術・表現系列(演劇)第17期生 卒業公演 〔8/15(土)・8/16(日)〕は、
コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮し、残念ながら中止することを決定いたしました。
安全と活動を両立する方法を模索しながら、稽古の実施方法・発表形態の検討、
作・演出を手がける池田亮さんと生徒たちの創作の完成と、今こそできる舞台公演での発表を、
と、ここまで目指して活動してきました。
しかし、急速な感染症拡大状況から、生徒とスタッフ、協力くださる関係者・保護者の安全を第一に考え、
8月15日・16日の完成を目指した稽古実施は難しいと判断いたしました。
学校ホームページや公式Twitterの更新ができないまま約半月が経過。
本校の卒業公演を楽しみに、応援してくださっていた皆さまには、大変に急で、大変残念な報告になってしまいました。
生徒たちは、それぞれにこの現状をめいっぱい受け止めています。
本番へ向けた集中稽古の初日のはずだった8月1日(土)、
東京から、できたばかりの生徒たちのための歌が届きました。
池田さんから、舞台の台本が届きました。
そして、みんなで本読みをしました。
上演予定だった今年の卒業公演のタイトルは、「知らない体温」。
"画面の向こう先にも自分と同じような体温の人々がいるということ、
その中で高い体温の人は家に帰らされてしまうこと、
低い体温の人がいること、
体温を感じられる人や感じられない人がいること、
体温がないと生きていけないこと、
いままでとこれからのとてつもなく関わっていくだろう体温と生徒たちの感じることをリンクさせていきたい。"
上演できない台本の本読み。
楽しくてしょうがありませんでした。
それは、
池田さんと生徒たちの創作がこれからも続いていくからだー!
さて、どんな風に続いていくか、まだご報告できませんが、きっとまた皆さんに楽しい報告ができるはずだと信じています。
生徒たち、たくさんの荒波を乗り越えてまた少し変わりました。
残りの夏はそれぞれ離れて。次会う時にはまた変わっているのかなー。
さて、今年の夏休みは短いはずだったのにまだまだ長いよ!
次回は、なかなか報告できなかった、ここ最近の稽古の様子を報告していきたいと思います。
乞うご期待。
では皆さま、どうぞお体に気をつけて安全にお過ごしください。
系列(演劇)公式Twitter
https://twitter.com/sogo13th_drama
作・演出の池田亮さんが代表をつとめる「ゆうめい」公式ホームページ
【現状報告】系列(演劇)第17期生卒業公演
令和2年7月16日(木)
系列(演劇)3年次
先日、【情報解禁】した「第17期生卒業公演」。
その現状報告です!
7月7日(火)
2回目の池田さん来校による授業。
前回に引き続き、校歌の替え歌ワーク。
ラスト3番をつくります。
が、
授業前の打ち合わせにて「学校全体を歩き回って」という概要にドキドキとワクワク。
池田さんから「自分の好きな場所で校歌のハミングを自撮りしてきてください」という言葉のもと解き放たれた子どもたち。
授業中に学校中を好きなようにウロウロ。
ハミングに合わせた音を探して自販機やロッカーをバンバン。
それぞれに撮った自撮り動画、みんなのハミングを重ねてみます。
みんなで作った歌詞、それぞれのペースで歌ってみます。
近づいたり離れたり、池田さんに揺さぶられる子どもたちです。
7月14日(火)
3回目の来校による授業。の予定でしたが、
感染拡大の状況を踏まえ、リモートでの個別授業となりました!
池田さんと生徒の1対1の初めての対話。
演劇演習室からは爆笑や悲鳴まで漏れてきています。どんだけ楽しい話をしとる!?
気になるなー、と大人は外から見つめます。
池田さんは、お昼も演劇演習室で。
一日中、生徒一人ひとりと向き合ってくださった池田さん。本当にありがとうございます。
池田さんの、制約を転換していく発想をもとに作品づくりが一歩ずつ進んでいます。
【追加情報です】
前回の【情報解禁】にて、「舞台公演を目指して活動しています」とお知らせしました。
もし、舞台公演が叶った場合の公演日程が決定しましたのでお知らせします。
全4公演を予定しています!
8月15日(土)
公演①14:00~ (13:30~開場)
公演②18:00~ (17:30~開場)
8月16日(日)
公演③13:00~ (12:30~開場)
公演④17:00~ (16:30~開場)
会場 いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
料金 無料(要予約)※
※【チケット予約】について
例年、観劇料金は無料ですが、事前のご予約をお願いしています。
現在、作品づくりを進めながら、感染拡大の動向をもとに、発表の形態を慎重に考えております。7月末に最終判断をする予定です。
決定次第、こちらのホームページにてご報告いたします。
また、【チケット予約】に関しては、最終判断をもとに観劇方法を検討し、合わせてご報告させていただきたいと思います。
系列(演劇)の活動を応援してくださっているみなさんへ、なかなかはっきりとした報告ができず心苦しいのですが、安全と活動をどのように両立させるのか、それが可能か、丁寧に向き合っていきたいと思っています。どうぞご了承ください。
卒業公演に関する活動の様子、情報は、こちらのホームページの他、
公式ツイッターでも発信しています。
https://twitter.com/sogo13th_drama
どうぞよろしくお願いします!
【情報解禁】系列(演劇)17期生・卒業公演について
令和2年6月30日
系列(演劇)17期生・3年次生
演劇演習室
さて、今日はあたために、あたためたご報告があります。
今年度の系列(演劇)の卒業公演についてです。
芸術表現系列(演劇)第17期生・卒業公演は、舞台公演での発表を目指して始動しています。
そして、今年度の 作・演出 を担当くださるのは、「ゆうめい」の池田亮さんです。
池田亮さんは、2015年に舞台・映像・美術を作る団体「ゆうめい」を設立、代表を務め、
自身の体験や周囲の人々からの「自分のことを話したい」という声を出発点とした作品創作は、「TV Bros.」内の「○○年のベスト演劇」に、2017年に『弟兄(再演)』(ゆうめい公演「弟兄」/STスポット横浜)、2019年に『姿』(MITAKA“NEXT”Selection 20th/三鷹市芸術文化センター)が選出されるなど、多くの注目を集めています。
池田さんの作品の中の、グッと重たい痛みの記憶が、見つめ続けることで、相手の痛みを映し出したり、新しい姿に変わったりする不思議な感覚、
苦しみながら自分と向き合ってきた生徒たちと重なった時、
どんなものが生まれるのか、とっても楽しみです!
そう思っていた昨年度末、2・3月に入ってからの感染症拡大。
今年度の卒業公演をどのようにするか、中止や延期も含めてさまざまな可能性を、これまで模索し続けてきました。
あっという間に7月になりましたが、それでもなお、先はまだ誰にも見えないままです。
今できることはなにか?
あらゆるジャンル、あらゆる立場の人がみんな問い続けてきたことと思います。
演劇をはじめ、さまざまな”生の表現“を届ける場所が閉じられていった中、
卒業公演をどのように考えていくか、
池田さんは「今できること」を問いながら、むしろポジティブに卒業公演についても向き合ってくださっています。
移動自粛期間の5月下旬から6月、
演劇演習室と池田さんの自宅を繋いでのリモート授業を行ってきました。
▲「あいさつ」という授業始めに行う即興劇も、オンラインで池田さんに披露。
「これ写ってる?」と何度もシミュレーションしていました。
そして、先日6/30(火)、
当初の予定から1ヶ月以上遅れて、”生の“池田さんによる初回授業を迎えることができました。
▲サプライズのために、別室にて一旦リモートで子どもたちに挨拶する池田さん。
▲初めての対面での「よろしくおねがいします!」
ともに創作に関わってくださる、女優の森谷ふみさん、「ゆうめい」の田中祐希さん、田中涼子さんも一緒に来校くださいました。
授業では、初対面での自己紹介の後、
「今日は校歌の替え歌を作ってもらいます」という楽しいワークに取り組みました。
痩せたいけど動きたくはない乙女心な校歌1番。
「アニョハセヨー」から始まる校歌2番。
と、本校の校歌もずいぶん生まれ変わりました。ラスト3番はまた次回。
池田さん、そしてともに関わってくださる皆さま、
引き続きどうぞよろしくお願いします!
さまざまな制約がある中ですが、ポジティブに、
今年度の卒業公演、1歩1歩を確かめながら前に進んでいるところです。
必ず、舞台公演での発表をお約束します!とは決していえません。
生徒たち、スタッフの皆さん、
観に来たいと思ってくれる皆さん、そしてその、それぞれの家族の安全を最優先に、
もしも、舞台公演が叶わない場合にも、17期生16人による集大成の作品を、
池田さんとともに、みんなで創り上げていきたいです。
いつも応援くださる皆さま方、今年もどうぞ見守っていただけるとうれしいです。
公演についての詳細情報は、
今後も随時、こちらの学校ホームページや公式ツイッターにて配信していきます。
よろしければチェックください!
いわき総合演劇系列公式Twitter
https://twitter.com/sogo13th_drama
系列演劇より【大事なお知らせ】
令和元年11月1日(金)
系列演劇16期生(3年次)
10月1日から後期がスタートしています。
後期は学校行事が盛りだくさん、10月は、2年生が修学旅行、1年生が職場体験、そして1,3年生が遠足、
そして、本日11月1日(金)は校内文化発表会があります!
系列演劇2、3年生ともに舞踊の授業(ストリートダンスや日本舞踊)やその他の授業・部活動での成果を全校生徒の前で発表しました!
さあ、もういよいよ3年生も学校行事は残りわずかね…と、だんだんとしんみりとしてきます。
いや、待て待て。
しんみりしてる場合じゃないよ!大事なお知らせがあるよ!
ということで、芸術・表現系列(演劇)より、ある “お知らせ” があります!
いわき総合高校 芸術表現系列(演劇)16期生 卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合ver.』、
なんと、東京公演を行います!
夏休みの8月10日・11日の2日間、4公演を無事に終えた、今年の卒業公演。
それをもう一度、舞台を東京に移して、東京公演を行います!
実現のために、これまでの長い期間、さまざまな方のお力をお借りしてきました。
やっと、ついに、東京公演の発表できたことを大変うれしく思います。
詳細は以下の通りです。
福島県立いわき総合高等学校 芸術・表現系列(演劇)第16期生 東京公演
『平面的な時間、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』
作・演出 長谷川優貴(エンニュイ)
場所 space EDGE 渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1F
公演日 12月27日(金)公演① 公演②
12月28日(土)公演③ 公演④
12月29日(日)公演⑤
料金 1,000円(一般、学生ともに)
チケット予約は、一週間後の11月8日(金)12:00~開始です!
ご予約はコチラから!⇒https://bit.ly/343rw5c
その他詳細は、系列演劇の公式ツイッターにて随時発信してまいります!
https://twitter.com/sogo13th_drama
夏の公演以降、さまざまな事情で、16期生たちにも東京公演のことをなかなか知らせることができませんでした。
生徒たちにお知らせできたのが去る9月19日(木)、
せっかくならばと卒業公演、演出の長谷川優貴さん(エンニュイ/クレオパトラ)がわざわざ東京から駆けつけてくださいました。
会いたかった長谷川さんとの突然の再会と東京公演というビックなお知らせで生徒たちはパニック。
また、みんなでさまざまな喜びを分かち合うことができた時間となりました。
長谷川さん、ありがとうございます。
ということで、結構もうすぐです!
あっという間にやってきそうでドキドキします!行くぜ、東京!
東京公演は、夏の公演からたった4か月後。
でもそれは、生徒たちが高校生として最後に過ごす4か月です。
みなさんは、高校最後のこの時期のことを覚えていますか?
夏とはまた違う生徒たちの表情を観に、ぜひお越しください。
「いわき総合高校系列演劇」公式ツイッター
系列(演劇)ひと夏の“メモリー”
令和元年8月10日・11日(土・日)
系列演劇16期生(3年次生)
アリオス小劇場
今年も系列生にとって、短く濃密な夏休みが終わりました。
8月26日(月)から始業、いつもの学校の様子に戻っています。
8月10日、11日の2日間、今年もアリオス小劇場にて、
いわき総合高校・芸術表現系列(演劇)3年次生の卒業公演を行うことができました。
作・演出 長谷川優貴(エンニュイ)
第16期生 卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』
(写真提供:黒目写真館・大倉英揮さま)
演出を担当くださった長谷川優貴さん(劇団「エンニュイ」、お笑いコンビ「クレオパトラ」)との出会いは2年次の東京研修での観劇で昨年の7月、稽古が始まったのは今年の5月、
出会いから卒業公演までの約1年があっという間に感じます。
4公演とも、本当にたくさんのお客様にご来場いただきありがとうございました。
16期生20人がずーっと舞台上にいるという約2時間、観劇くださるお客様の反応もそれぞれの公演によって違い(そもそも出演者たちが公演毎に違うことをしまくっていたということもありますが)、4公演それぞれに、また違った体験をお客様とともに共有できたとう喜びがあります。
観劇後に、“やっぱりもうひと公演観ます!”といってくださったお客様もいらっしゃいました。複数回観てくださった方は、各公演の違いを大いに楽しんでいただけたのかなと思います。
長谷川さんは稽古から常々、「やりたいことをやろうよ」と生徒たちに伝えていました。そんな長谷川さんの言葉が、生徒たちが持つ"表現したい”という思いをどんどんどんどん後押しして、生徒たちの自由な表現が溢れ出る舞台が生まれたのだ感じます。
それにしても、生徒たちの表現者としての貪欲さには驚かされました。
それを引き出して下さった長谷川さんはじめ、関わってくださったたくさんの大人の皆さまに改めて感謝です。
公演後は全出演者・スタッフ陣による最後のミーティング。
終演後の口上を務めた系列演劇17期生(2年次生)の一人が、“こんなに素敵な公演が終わってほしくなくて、終演後の口上のひとこと目、「以上をもちまして」が言い出せずに詰まってしまった”、なんていう話など、スタッフとして関わった系列演劇17期生の言葉を聞きながら、16期生から17期生へ、ゆっくりと何かが引き継がれていくあたたかい感覚がありました。
▲本番中の受付係(17期生)もモニターを見つめます
公演翌日は、お世話になったアリオスにて16期生たちで片付け・清掃を行いました。
そして、その後は長谷川さんら、お世話になった大人陣と16期生でお別れ会へ。
最後の最後の別れまで、笑いと涙が入りまじった素敵な時間でした。
最後になりましたが、
今回の卒業公演の実施にあたり、ご協力、ご尽力いただいたさまざまな皆さま、
あたたかく見守ってくださった保護者の皆さま、
アリオスまで足を運んでくださった皆さま、
さまざまなかたちで応援や励ましの言葉をくださった皆さま、
今年も、さまざまな方がこの卒業公演を大切に思ってくださる気持ちに支えられて無事に終えることができました。
この場をお借りして、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、夏休みが明けて16期生は進路活動など、それぞれに励んでおります。
引き続き、いわき総合高校 芸術表現系列(演劇)をどうぞよろしくお願いします。
本日より、系列演劇の卒業公演!
令和元年8月10日(土)
系列演劇16期生
・演劇演習室
・第2体育館
・アリオス小劇場
第16期生卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』、
本日から2日間の公演です。
8月1日(木)から7日(水)までの集中稽古・後半、
4日(日)にはエンニュイの児玉磨利さんが来校、
5日(月)には、16期生が東京研修で観劇したエンニュイの公演『「 」』に出演していたお笑いコンビ「ゴールドラッシュ」の田邉利博さんが相方のどいちゅーさんとともに来校、特別講座を行ってくださいました。
6日(火)は、演者と大人スタッフ陣が揃っての学校稽古最後の日、どいちゅーさんが“せっかくなら”と生徒たちに同窓会館にてハンバーグを振る舞ってくださいました。
本当にさまざまな方が応援してくれて、この卒業公演を行えることを感じる日々でした。
8日(木)に、3年生がいよいよアリオス・小屋入り、
一足早く7日(水)に小屋入りし、照明の渡辺さんをはじめ、音響を担当くださる野津あおいさん、舞台監督の高木健さん、演出助手の池田亮さんらスタッフ陣が仕上げてくださった素敵な舞台に、思わず歓声を上げた16期生たち。
いよいよここに立つ時がきました。
舞台上にあるのは、机と椅子だけ。
このシンプルな舞台上で、それぞれに、16期生20人みんなで、時間も場所もみーんな飛び越えていきます。
すがすがしいほど自由で、個性的で、
“今”しか見ることのできない生徒たちの姿を、ぜひご覧いただきたいと思います。
全4公演、
8月10日(土)14:00~公演①
18:00~公演②★
8月11日(日)13:30~公演③★
17:00~公演④ ※★は終演後にアフタートークあり
観劇は無料、ぜひ下記URLよりご予約いただき、お越しください!
系列(演劇)卒業公演・集中稽古!
令和元年7月26日(金)
演劇演習室・S31教室
系列(演劇)16期生
今週7月22日(月)から、
第16期生卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』
の集中稽古が始まりました。
今年、演出いただく劇団「エンニュイ」主宰の長谷川優貴さんには、
5月末から毎週木曜日に東京からいわきにお越しいただき、稽古を続けてきました。
最初の授業からもう2ヶ月経つのか~。
そっか、もう夏休みだもんね~。すると、学校での稽古日数は……、ん…?
残りの日数を指折り数えながら、静かにみんなで少し震えた夏休み前最後の授業。
そこからさらに約2週間が経ちました。
22日から本日26日までの集中稽古・前半戦、
16期生20人の個性が爆発する毎日です。
集中稽古初日の22日には、
照明を担当くださる渡辺敬之さん、
舞台監督を務めていただく高木健さん(エンニュイ)のお二人も初来校、
生徒たちとあたたかく丁寧に向き合ってくださっています。
▲これからよろしくお願いしますの気持ちを「あいさつ」という即興劇にて。
▲長谷川さん、渡辺さん、高木さんを取り囲む子どもたち。
▲取り囲んで回り始める子どもたち。
稽古場には毎日、常に笑いが溢れています。
長谷川さんが子どもたちのアイデアをどんどん引き出し、
それが冗談みたいに、魔法みたいに、どんどんシーンへと組み込まれていきます。
▲照明の渡辺さんと“どんな演出をやってみたいかミーティング”
「アイデアや意見は自由に出していいんもんなんだよ。」という渡辺さんの言葉が生徒たちの背中を押していました。
▲長谷川さん、子どもたちと一人ずつ、じっくりと。
今日で集中稽古・前半戦が終わり、しばしの休息後、
8月1日(木)より、集中稽古・後半戦→小屋入り→本番、と一気に進みます。
長谷川さん、関わってくださる皆さま方、引き続きどうぞよろしくお願いします!!!
そして、第16期生卒業公演のビラが完成しております!!!
もう、とってもとっても素敵!!!!!!
子どもたちも大きな歓声とともに、それぞれ手にとっていました。
デザインを担当されたのは、エンニュイの足立靖明さんです。
お忙しい中にも関わらず、こんなにも素晴らしい作品をありがとうございます!!!
7月5日のチケット予約開始より、たくさんのご予約をいただいております!
うれしいです。本当にありがとうございます。
ご予約はこちらのURLよりお願いします↓↓↓
★予約URL:http://bit.ly/2EQEPfg
観劇は無料です。
事前のご予約にてどうぞよろしくお願いいたします!
続々更新されている稽古日誌はこちらの公式ツイッターにて!
系列(演劇)東京研修レポ②
令和元年7月11・12日(木・金)
外部参加事業(東京研修)
17期生(2年次)
東京研修報告②
2日目最初の研修は、
東京都立総合芸術高等学校にて、舞台表現科の2年生との合同授業です。
都立高校の中で唯一の芸術専門学科で、
本校と同じように演劇を学ぶ生徒たちとの交流の時間となりました。
演劇を通して、自己理解を深めたり、他者と相互に深め合ったり、協力して創造する力を養うという、共通する学びの目的を持つ両校。
普段の授業で毎時間、授業の最初に生徒たちで作る「あいさつ」という創作劇も両校が取り組んでいます。
ということで、いつもの授業と同じように「あいさつ」を互いに披露。
本校の生徒たちは、今年は「いわき総合高校」を紹介するということで「6つの系列」、
また福島らしさということで方言、「ぶんず(青アザ)」「ひゃっこい(つめたい)」をモチーフにあいさつを作りました。
(なまりを「かわい~」といってもらいとまどう17期生)
総合芸術高校の生徒たちは我らが「スパリゾートハワイアンズ」のCMをモチーフに、私たちへの歓迎の気持ちをあいさつに込めてくれました!うれしい!
その後、いわき総合高校と総合芸術高校で行っている授業内容をそれぞれ行いました。
研修に行く前から、この合同授業での新しい出会いに少し緊張ぎみだった16期生たちですが、総合芸術高校の生徒や講師のみなさんのあたたかい雰囲気のおかげで伸び伸びと表現することができました。
最後は、お題の「色」をチームで即興で表現するというワーク。
「とりあえず飛び込んでみる」「瞬間的に役割を考えてみる」という両校生徒たちの素直な表現がとても素敵でした。
総合芸術高校との交流も今年で3年目となります。他校の演劇教育に触れられる貴重な機会として、生徒も大人陣も大いに刺激をもらいました。
秋山先生・タナリンさんはじめとする教員・講師陣の皆さま、そして総芸生の皆さん、
さまざま調整いただいて今年も受け入れてくださり本当にありがとうございました。
この交流が続いていくようこれからも励みます。
最後の研修は、KAAT神奈川芸術劇場にて、
「KAAT神奈川芸術劇場プロデュース」『ビビを見た!』の観劇です。
こちらは大海赫さんの絵本が原作、
劇団「サンプル」主宰、国内外で活躍する劇作家で演出家・俳優の松井周さん演出の舞台です。
目の見えない少年ホタルが主人公、真っ暗闇の冒頭から劇が始まりました。
半端な暗闇じゃないんです。真っ暗闇。
自分のまぶたが開いているのか閉じているのかも不安になる真っ暗闇。
観劇中から観劇後も涙が溢れて止まらない生徒、「あそこの照明すごかったー」「舞台転換が綺麗だったー」と興奮して語り合う生徒、「ホタルは〇〇(生徒の名前)で、お母さんは〇〇だな!」と帰りの高速バスの中でも話している生徒。
観劇後、歩きながら、電車に揺られながら、生徒たちから感想がどんどん溢れる様子がまたよかったです。
ということで、長いようであっという間の2日間の研修でした。
桜美林大学、都立総合芸術高校の皆さま、
私たちの研修のために、さまざまな調整・準備、そして当日あたたかく迎えていただきありがとうございました。
また、青年団、神奈川芸術劇場の皆さま、大所帯での観劇でさまざま配慮いただきありがとうございました。
今年も本校を見守ってくださるさまざまな方のご協力で、
東京研修を無事終えることができました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
公式ツイッターもよろしくお願いします。
系列(演劇)東京研修レポ①
令和元年7月11・12日(木・金)
外部参加事業(東京研修)
17期生(2年次)
東京研修報告①
報告が遅くなってしまいましたが、
7月11日、12日の2日間、
系列(演劇)2年次生16名で、「東京研修」に行ってまいりました。
11日早朝6時30分にいわき駅を出発からノンストップの2日間でした。
毎年、この研修をきっかけに生徒たちの表情が変化する大切な機会になっています。
残念ながら天気には恵まれずでしたが、今年も充実した学びの時間を過ごすことができました。
最初の訪問先は、桜美林大学。
本校卒業生もお世話になっている芸術文化学群、演劇・ダンス専修の中村一規先生、大迫菜緒先生のご案内で研修を行っていただきました。
プラネット淵野辺キャンパスにて、学生が学生たちだけで自由に公演も行うことができる「プルヌスホール」を見学させていただきました。
こちらのホールはパフォーミングアーツ・インスティチュート(舞台芸術研究所)という学生自らが運営・管理に携わる学内組織で、今回も学生の方が丁寧に案内してくれました。
ホール内の設備の充実ぶりに"ここで自由にやれるんですか!?”と静かに興奮する17期生たち。
その後、中村先生からガイダンスを行っていただきました。
まだまだ大いに進路に悩んでいる生徒たちに寄り添った中村先生の言葉、メモをとりながら熱心に聞き入る生徒たちの表情が非常に印象的でした。
"演劇で社会とつながること”、"演劇を学ぶということ”、
これからの進路についてだけでなく、演劇の系列生として、大いにヒントを得られたようです。
さらに町田キャンパスに移動して授業見学、体も心も脳もフルに使った演劇・ダンス専修の授業はどれも面白かったです。
最後まで見たかったな…。
最後は、「後輩のために」とこの日わざわざ駆けつけてくれた本校OGからお話しをいただきました。演劇を通じて、今、社会とつながっている先輩の言葉ひとつひとつから充実感や覚悟が感じられました、同じ場所で学んだものとしても生徒たちに大いに染みたようでした。
桜美林大学の皆さま、お忙しい中にもかかわらず、
今年も本当に本当に、丁寧に対応いただきありがとうございました。
蒔いていただいたたくさんの種をしっかり育てながら、引き続き学んでいきたいと思います。
貴重な体験をありがとうございました!
1日目の観劇は「青年団国際演劇交流プロジェクト2019」『その森の奥』を観劇しました。
17期生も昨年1年次で実施した「コミュニケーションワークショップ」にて、
毎年講師としてお越しくださっている青年団の皆さんのお芝居を観ることができました。
日本語・韓国語・フランス語での会話が同時に展開していく作品で、生徒たちもかなり集中して日本語訳が映し出されるモニターと役者さんを必死で追いかけていました。
フランス語のリスニングなどしたこともない私ですが、途中からモニターを全部は見ずとも話について行ける!というふしぎな現象が。それぞれの登場人物のバックグラウンドからどんどん展開に引き込まれた結果の初めての感覚でした。
いつもいつも本校の生徒たちを気にかけてくださる青年団の皆さま、今回も素敵な経験をありがとうございました!
東京研修レポ②に続きます!
本校のモバイルサイトへは、下記のQRコードを読み取り、アクセスしてください。
※QRコードが読み取れなかった方は、下記のURLを入力してください。
URL:https://iwakisogo-h.fcs.ed.jp/
本校の公式noteへは、下記のQRコードを読み取り、アクセスしてください。
※QRコードが読み取れなかった方は、下記のURLよりアクセスしてください。
〒973-8404
福島県いわき市内郷内町駒谷3-1
TEL:0246-26-3505
FAX:0246-26-8273
E-Mail:iwakisogo-h@fcs.ed.jp
無断での文章・画像などの複製、転載を禁じます。
copyright©2022 all rights reserved.