2019年7月の記事一覧
系列(演劇)卒業公演・集中稽古!
令和元年7月26日(金)
演劇演習室・S31教室
系列(演劇)16期生
今週7月22日(月)から、
第16期生卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』
の集中稽古が始まりました。
今年、演出いただく劇団「エンニュイ」主宰の長谷川優貴さんには、
5月末から毎週木曜日に東京からいわきにお越しいただき、稽古を続けてきました。
最初の授業からもう2ヶ月経つのか~。
そっか、もう夏休みだもんね~。すると、学校での稽古日数は……、ん…?
残りの日数を指折り数えながら、静かにみんなで少し震えた夏休み前最後の授業。
そこからさらに約2週間が経ちました。
22日から本日26日までの集中稽古・前半戦、
16期生20人の個性が爆発する毎日です。
集中稽古初日の22日には、
照明を担当くださる渡辺敬之さん、
舞台監督を務めていただく高木健さん(エンニュイ)のお二人も初来校、
生徒たちとあたたかく丁寧に向き合ってくださっています。
▲これからよろしくお願いしますの気持ちを「あいさつ」という即興劇にて。
▲長谷川さん、渡辺さん、高木さんを取り囲む子どもたち。
▲取り囲んで回り始める子どもたち。
稽古場には毎日、常に笑いが溢れています。
長谷川さんが子どもたちのアイデアをどんどん引き出し、
それが冗談みたいに、魔法みたいに、どんどんシーンへと組み込まれていきます。
▲照明の渡辺さんと“どんな演出をやってみたいかミーティング”
「アイデアや意見は自由に出していいんもんなんだよ。」という渡辺さんの言葉が生徒たちの背中を押していました。
▲長谷川さん、子どもたちと一人ずつ、じっくりと。
今日で集中稽古・前半戦が終わり、しばしの休息後、
8月1日(木)より、集中稽古・後半戦→小屋入り→本番、と一気に進みます。
長谷川さん、関わってくださる皆さま方、引き続きどうぞよろしくお願いします!!!
そして、第16期生卒業公演のビラが完成しております!!!
もう、とってもとっても素敵!!!!!!
子どもたちも大きな歓声とともに、それぞれ手にとっていました。
デザインを担当されたのは、エンニュイの足立靖明さんです。
お忙しい中にも関わらず、こんなにも素晴らしい作品をありがとうございます!!!
7月5日のチケット予約開始より、たくさんのご予約をいただいております!
うれしいです。本当にありがとうございます。
ご予約はこちらのURLよりお願いします↓↓↓
★予約URL:http://bit.ly/2EQEPfg
観劇は無料です。
事前のご予約にてどうぞよろしくお願いいたします!
続々更新されている稽古日誌はこちらの公式ツイッターにて!
系列(演劇)東京研修レポ②
令和元年7月11・12日(木・金)
外部参加事業(東京研修)
17期生(2年次)
東京研修報告②
2日目最初の研修は、
東京都立総合芸術高等学校にて、舞台表現科の2年生との合同授業です。
都立高校の中で唯一の芸術専門学科で、
本校と同じように演劇を学ぶ生徒たちとの交流の時間となりました。
演劇を通して、自己理解を深めたり、他者と相互に深め合ったり、協力して創造する力を養うという、共通する学びの目的を持つ両校。
普段の授業で毎時間、授業の最初に生徒たちで作る「あいさつ」という創作劇も両校が取り組んでいます。
ということで、いつもの授業と同じように「あいさつ」を互いに披露。
本校の生徒たちは、今年は「いわき総合高校」を紹介するということで「6つの系列」、
また福島らしさということで方言、「ぶんず(青アザ)」「ひゃっこい(つめたい)」をモチーフにあいさつを作りました。
(なまりを「かわい~」といってもらいとまどう17期生)
総合芸術高校の生徒たちは我らが「スパリゾートハワイアンズ」のCMをモチーフに、私たちへの歓迎の気持ちをあいさつに込めてくれました!うれしい!
その後、いわき総合高校と総合芸術高校で行っている授業内容をそれぞれ行いました。
研修に行く前から、この合同授業での新しい出会いに少し緊張ぎみだった16期生たちですが、総合芸術高校の生徒や講師のみなさんのあたたかい雰囲気のおかげで伸び伸びと表現することができました。
最後は、お題の「色」をチームで即興で表現するというワーク。
「とりあえず飛び込んでみる」「瞬間的に役割を考えてみる」という両校生徒たちの素直な表現がとても素敵でした。
総合芸術高校との交流も今年で3年目となります。他校の演劇教育に触れられる貴重な機会として、生徒も大人陣も大いに刺激をもらいました。
秋山先生・タナリンさんはじめとする教員・講師陣の皆さま、そして総芸生の皆さん、
さまざま調整いただいて今年も受け入れてくださり本当にありがとうございました。
この交流が続いていくようこれからも励みます。
最後の研修は、KAAT神奈川芸術劇場にて、
「KAAT神奈川芸術劇場プロデュース」『ビビを見た!』の観劇です。
こちらは大海赫さんの絵本が原作、
劇団「サンプル」主宰、国内外で活躍する劇作家で演出家・俳優の松井周さん演出の舞台です。
目の見えない少年ホタルが主人公、真っ暗闇の冒頭から劇が始まりました。
半端な暗闇じゃないんです。真っ暗闇。
自分のまぶたが開いているのか閉じているのかも不安になる真っ暗闇。
観劇中から観劇後も涙が溢れて止まらない生徒、「あそこの照明すごかったー」「舞台転換が綺麗だったー」と興奮して語り合う生徒、「ホタルは〇〇(生徒の名前)で、お母さんは〇〇だな!」と帰りの高速バスの中でも話している生徒。
観劇後、歩きながら、電車に揺られながら、生徒たちから感想がどんどん溢れる様子がまたよかったです。
ということで、長いようであっという間の2日間の研修でした。
桜美林大学、都立総合芸術高校の皆さま、
私たちの研修のために、さまざまな調整・準備、そして当日あたたかく迎えていただきありがとうございました。
また、青年団、神奈川芸術劇場の皆さま、大所帯での観劇でさまざま配慮いただきありがとうございました。
今年も本校を見守ってくださるさまざまな方のご協力で、
東京研修を無事終えることができました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
公式ツイッターもよろしくお願いします。
系列(演劇)東京研修レポ①
令和元年7月11・12日(木・金)
外部参加事業(東京研修)
17期生(2年次)
東京研修報告①
報告が遅くなってしまいましたが、
7月11日、12日の2日間、
系列(演劇)2年次生16名で、「東京研修」に行ってまいりました。
11日早朝6時30分にいわき駅を出発からノンストップの2日間でした。
毎年、この研修をきっかけに生徒たちの表情が変化する大切な機会になっています。
残念ながら天気には恵まれずでしたが、今年も充実した学びの時間を過ごすことができました。
最初の訪問先は、桜美林大学。
本校卒業生もお世話になっている芸術文化学群、演劇・ダンス専修の中村一規先生、大迫菜緒先生のご案内で研修を行っていただきました。
プラネット淵野辺キャンパスにて、学生が学生たちだけで自由に公演も行うことができる「プルヌスホール」を見学させていただきました。
こちらのホールはパフォーミングアーツ・インスティチュート(舞台芸術研究所)という学生自らが運営・管理に携わる学内組織で、今回も学生の方が丁寧に案内してくれました。
ホール内の設備の充実ぶりに"ここで自由にやれるんですか!?”と静かに興奮する17期生たち。
その後、中村先生からガイダンスを行っていただきました。
まだまだ大いに進路に悩んでいる生徒たちに寄り添った中村先生の言葉、メモをとりながら熱心に聞き入る生徒たちの表情が非常に印象的でした。
"演劇で社会とつながること”、"演劇を学ぶということ”、
これからの進路についてだけでなく、演劇の系列生として、大いにヒントを得られたようです。
さらに町田キャンパスに移動して授業見学、体も心も脳もフルに使った演劇・ダンス専修の授業はどれも面白かったです。
最後まで見たかったな…。
最後は、「後輩のために」とこの日わざわざ駆けつけてくれた本校OGからお話しをいただきました。演劇を通じて、今、社会とつながっている先輩の言葉ひとつひとつから充実感や覚悟が感じられました、同じ場所で学んだものとしても生徒たちに大いに染みたようでした。
桜美林大学の皆さま、お忙しい中にもかかわらず、
今年も本当に本当に、丁寧に対応いただきありがとうございました。
蒔いていただいたたくさんの種をしっかり育てながら、引き続き学んでいきたいと思います。
貴重な体験をありがとうございました!
1日目の観劇は「青年団国際演劇交流プロジェクト2019」『その森の奥』を観劇しました。
17期生も昨年1年次で実施した「コミュニケーションワークショップ」にて、
毎年講師としてお越しくださっている青年団の皆さんのお芝居を観ることができました。
日本語・韓国語・フランス語での会話が同時に展開していく作品で、生徒たちもかなり集中して日本語訳が映し出されるモニターと役者さんを必死で追いかけていました。
フランス語のリスニングなどしたこともない私ですが、途中からモニターを全部は見ずとも話について行ける!というふしぎな現象が。それぞれの登場人物のバックグラウンドからどんどん展開に引き込まれた結果の初めての感覚でした。
いつもいつも本校の生徒たちを気にかけてくださる青年団の皆さま、今回も素敵な経験をありがとうございました!
東京研修レポ②に続きます!
系列(演劇) 卒業公演 7/5 チケット予約開始!
令和元年7月4日(木)
芸術・表現系列(演劇)3年次(16期生)
演劇演習室
今日のいわきは雨でした。
最近はもう湿気がムンムンで演習室もなんだか“じめっ”としています。
さて、ついこの間“令和”になった気分でいたのですが、あっという間に7月です!
そして、令和最初の卒業公演まであと1か月ほどとなってまいりました!早い!!
いよいよ卒業公演の詳細、またチケット予約についてお知らせいたします!
芸術・表現系列(演劇)第16期生 卒業公演
『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』
作・演出 長谷川優貴(エンニュイ)
◎公演日程・全4公演
8月10日(土) 公演①14:00~/公演②18:00~
8月11日(日) 公演③13:30~/公演④17:00~
◎場所
いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
◎入場無料
※入場は無料ですが、事前の予約申し込みが必要です!
◎チケット予約
明日!7月5日(金)10:00より、チケット予約開始!
下記URLからアクセスをよろしくお願いします!
★予約URL:http://bit.ly/2EQEPfg
今年の卒業公演の演出を担当くださるのは、長谷川優貴(はせがわゆうき)さんです。
お笑いコンビ「クレオパトラ」としての活動とともに、
ご自身が主宰される劇団「エンニュイ」での活動もされています。
※長谷川さんの紹介記事は、こちら
『平面的な世界、断片的な部屋』は、2017年11月に「エンニュイ」の実験公演として上演、
そして今年2019年3月に「神奈川かもめ短篇演劇フェスティバル’19」本選にて準優勝に選ばれた作品です。
「教室」を舞台に!16期生たちが!
「いわき総合高校ver.」としてどのように作品が変化していくのか、楽しみすぎます!!
そして、本日7月4日(木)も卒業公演へ向けた授業(稽古)に長谷川さんがお越しくださいました!
5月末から始まった稽古を通して、私たち教員も知らなかった一面が見えることもたくさんあります。
なにより長谷川さんに、生徒たちそれぞれのことをだんだんと知ってもらえていることが大変うれしいです。
今年の卒業公演でも、多くの皆さまに生徒たちの姿をぜひご覧いただきたいと思っています。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております!よろしくお願いいたします!!
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