授業の様子

2019年8月の記事一覧

系列(演劇)ひと夏の“メモリー”

令和元年8月10日・11日(土・日)

系列演劇16期生(3年次生)

アリオス小劇場


今年も系列生にとって、短く濃密な夏休みが終わりました。

8月26日(月)から始業、いつもの学校の様子に戻っています。


8月10日、11日の2日間、今年もアリオス小劇場にて、

いわき総合高校・芸術表現系列(演劇)3年次生の卒業公演を行うことができました。

 

作・演出 長谷川優貴(エンニュイ)

第16期生 卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真提供:黒目写真館・大倉英揮さま)

 

演出を担当くださった長谷川優貴さん(劇団「エンニュイ」、お笑いコンビ「クレオパトラ」)との出会いは2年次の東京研修での観劇で昨年の7月、稽古が始まったのは今年の5月、

出会いから卒業公演までの約1年があっという間に感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4公演とも、本当にたくさんのお客様にご来場いただきありがとうございました。

16期生20人がずーっと舞台上にいるという約2時間、観劇くださるお客様の反応もそれぞれの公演によって違い(そもそも出演者たちが公演毎に違うことをしまくっていたということもありますが)、4公演それぞれに、また違った体験をお客様とともに共有できたとう喜びがあります。

観劇後に、“やっぱりもうひと公演観ます!”といってくださったお客様もいらっしゃいました。複数回観てくださった方は、各公演の違いを大いに楽しんでいただけたのかなと思います。


長谷川さんは稽古から常々、「やりたいことをやろうよ」と生徒たちに伝えていました。そんな長谷川さんの言葉が、生徒たちが持つ"表現したい”という思いをどんどんどんどん後押しして、生徒たちの自由な表現が溢れ出る舞台が生まれたのだ感じます。

それにしても、生徒たちの表現者としての貪欲さには驚かされました。

それを引き出して下さった長谷川さんはじめ、関わってくださったたくさんの大人の皆さまに改めて感謝です。


公演後は全出演者・スタッフ陣による最後のミーティング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後の口上を務めた系列演劇17期生(2年次生)の一人が、“こんなに素敵な公演が終わってほしくなくて、終演後の口上のひとこと目、「以上をもちまして」が言い出せずに詰まってしまった”、なんていう話など、スタッフとして関わった系列演劇17期生の言葉を聞きながら、16期生から17期生へ、ゆっくりと何かが引き継がれていくあたたかい感覚がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲本番中の受付係(17期生)もモニターを見つめます


公演翌日は、お世話になったアリオスにて16期生たちで片付け・清掃を行いました。

そして、その後は長谷川さんら、お世話になった大人陣と16期生でお別れ会へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後の別れまで、笑いと涙が入りまじった素敵な時間でした。

 


最後になりましたが、

今回の卒業公演の実施にあたり、ご協力、ご尽力いただいたさまざまな皆さま、

あたたかく見守ってくださった保護者の皆さま、

アリオスまで足を運んでくださった皆さま、

さまざまなかたちで応援や励ましの言葉をくださった皆さま、

今年も、さまざまな方がこの卒業公演を大切に思ってくださる気持ちに支えられて無事に終えることができました。

この場をお借りして、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

さて、夏休みが明けて16期生は進路活動など、それぞれに励んでおります。

引き続き、いわき総合高校 芸術表現系列(演劇)をどうぞよろしくお願いします。

本日より、系列演劇の卒業公演!

令和元年8月10日(土)

系列演劇16期生

・演劇演習室

・第2体育館

・アリオス小劇場

 

第16期生卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』、

本日から2日間の公演です。

8月1日(木)から7日(水)までの集中稽古・後半、

4日(日)にはエンニュイの児玉磨利さんが来校、

5日(月)には、16期生が東京研修で観劇したエンニュイの公演『「 」』に出演していたお笑いコンビ「ゴールドラッシュ」の田邉利博さんが相方のどいちゅーさんとともに来校、特別講座を行ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6日(火)は、演者と大人スタッフ陣が揃っての学校稽古最後の日、どいちゅーさんが“せっかくなら”と生徒たちに同窓会館にてハンバーグを振る舞ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にさまざまな方が応援してくれて、この卒業公演を行えることを感じる日々でした。
8日(木)に、3年生がいよいよアリオス・小屋入り、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一足早く7日(水)に小屋入りし、照明の渡辺さんをはじめ、音響を担当くださる野津あおいさん、舞台監督の高木健さん、演出助手の池田亮さんらスタッフ陣が仕上げてくださった素敵な舞台に、思わず歓声を上げた16期生たち。

いよいよここに立つ時がきました。

舞台上にあるのは、机と椅子だけ。

このシンプルな舞台上で、それぞれに、16期生20人みんなで、時間も場所もみーんな飛び越えていきます。

すがすがしいほど自由で、個性的で、

“今”しか見ることのできない生徒たちの姿を、ぜひご覧いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


全4公演、

8月10日(土)14:00~公演①

        18:00~公演②★

8月11日(日)13:30~公演③★

        17:00~公演④   ※★は終演後にアフタートークあり

 

観劇は無料、ぜひ下記URLよりご予約いただき、お越しください!

http://bit.ly/2EQEPfg