系列(演劇)19期生・卒業公演について
2022年5月30日 18時00分令和4年5月31日(火)
本日は、今年度系列(演劇)の卒業公演について、みなさんにお知らせします!
いわき総合高校芸術・表現系列(演劇)第19期生卒業公演
日程:8/13(土)、8/14(日) ※時間は未定です
脚本構成・監修:岩井秀人(劇団「ハイバイ」主宰)
演 出:岡本昌也(劇団「安住の地」)
会 場:いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
岩井秀人さんは、2003年に劇団「ハイバイ」を結成され、全作品の作・演出を担当なさっています。作・演出にとどまらず、ご自身も俳優として舞台やテレビドラマなどに出演されています。また、本校では、第10期生(2013年)卒業公演「ワレワレのモロモロ~いわき総合高校編~」で演出をご担当いただきました。
岡本昌也さんは、2017年に劇団/アーティストグループ「安住の地」を結成され、舞台を主軸としつつさまざまなカルチャーを横断した作品を発表されています。近年では、かながわ短編演劇アワード2021において、作・演出を手掛けて「ボレロの遡行」がグランプリに輝きました。また、映像作品の制作にも意欲的で、「光の輪郭と踊るダンス」では初の長編映画監督にも挑戦されています。
演劇は舞台で上演するもの…これはなんとなく暗黙の了解です。
もちろん、舞台での上演を目指し、多くの方に見ていただきたいと願います。
しかし、ここ数年の新型コロナウイルスによる影響は、無視することができません。
そんな中、全国各地で、舞台にこだわらず、様々な形で演劇が発表されてきました。
その結果、演劇の可能性を広げてきたことも事実です。
「卒業公演」は系列演劇の生徒たちが、ここで学んだことの集大成です。
まずは作品を作り上げること。そして、その発表の形も、今の時代に合わせた新しい表現の可能性を模索しながら、今後も進めていきたいと考えています。
創作は4月末から始まりました。
岩井さん、岡本さんのおふたりと第19期生との対話は、時間があっという間に過ぎていきます。
たった2回、2、3時間の対話で、これまで知らなかった生徒たちの一面をたくさん引き出してくださいました。
それはきっと、短い時間で生徒たちが「どんなことも受け止めてくれる」という安心感を感じ取ったからこそ現れたものだと思います。
どのように創作が進んでいくか…その様子も、随時お知らせしていければと思っています。
今後も見守っていただければ幸いです。
芸術・表現系列(演劇)公式ツイッター