芸術表現系列(演劇)
系列(演劇)東京研修レポート
令和6年3月2日(土)
外部参加事業(東京研修)
芸術・表現系列(演劇)2年次生
3月2日(土)、系列(演劇)2年次生12名で「東京研修」に行ってまいりました。
コロナ禍の影響で、なかなか実施できておりませんでしたが、今年度ようやく実施することができました。
始発の特急ひたちでいわきを出発してからあっという間の一日でした。
この東京研修は、普段の授業だけでは学ぶことのできないたくさんの経験をすることができる機会です。
今年も生徒たちにとって充実した研修となりました。
慣れない電車の乗り換えもなんとかクリア!
まず最初の研修は、東京都立総合芸術高等学校にて、舞台表現科の3年生との合同授業です。
都立高校の中で唯一の芸術専門学科で、本校と同じように演劇を学ぶ生徒たちとの交流の時間となりました。
演劇を通して、自己を理解し、他者と相互に深め合ったり、協力して創造する力を養うという、共通する学びの目的を持つ両校。
そんな両校では、普段の授業で毎時間、授業の最初に生徒たちで作る「あいさつ」という創作劇に取り組んでおり、今回もお互いの「あいさつ」の発表からスタート。
今回は卒業間近の3年生との交流ということもあり、総合の生徒たちは少々緊張気味。
ですが、「あいさつ」発表ではいつも通りの雰囲気で発表することができました。
総合の「あいさつ」は、「いわきあるある」。
電車の本数が少ないことや、「ペッペ」のオープンなど、いわきならではの話題で盛り上がりました。
総合芸術高校の生徒たちは、大谷翔平選手の結婚インタビューをモチーフに「あいさつ」を披露。
体を使ったダイナミックなパフォーマンスが印象的でした。
「あいさつ」のあとは、お互いの学校で行っているワークを実施しました。
いわき総合からは自己紹介を兼ねたワークを。
みんなで協力しながら、お互いの名前を覚えることができました。
総合芸術高校からは、「そのドアを開けると」というワークを行いました。
「そのドアを開けると」の先の文章を2人で作っていき、その言葉にあわせて体を動かしていく、というワークでした。
それぞれのペアによって、「そのドア」の先にあるものは異なっていて、いくつものドアを開き続けるペアや、大けがを負うペアもいました。
最後はチームで創作活動。
チームごとでお互いの「学校あるある」を話し合います。今回は特に「お互いの学校の嫌なところ」を話しました。
お互いの愚痴を言い合い、なんだかちょっと楽しそうな様子でした。
その後、話し合いした内容を2分程の創作劇として発表しました。
短い時間の中で意見を出し合い、「やってみよう」という意識を一人一人が持って、楽しそうに創作を行っていました。
久しぶりの総合芸術高校との交流は、生徒だけでなく、大人陣も大いに刺激をもらいました。
佐藤先生、たなりんさんをはじめとする教員・講師陣の皆さま、そして総芸生の皆さん、お忙しい中さまざま調整いただいて受け入れてくださり、本当にありがとうございました。
午後の研修は、こまばアゴラ劇場にて
ひなた旅行舎『ひなた、日本語をうたう vol.1』の観劇です。
もうすぐ閉館となってしまうこまばアゴラ劇場。
これまで本校も大変お世話になった劇場でしたので、最後に生徒たちと一緒に行くことができてよかったと感じています。
この作品は、劇団こふく劇場の永山智行さんが構成・演出を担当し、
KAKUTAの多田香織さん、FUKAIPRODUCE羽衣の日髙啓介さん、そして坂元陽太さんの演奏による、ライブ形式の演劇でした。
狂言を現代口語に翻訳したテキストや、詩人が書いた夫婦の不思議な会話が、坂元さんの演奏と、多田さん、日髙さんの「うた」となり、心地よい時間となりました。
皆さんが紡ぎだす「ことば」と「うた」を、真剣にみて、聴く生徒たちの姿がありました。
アンコールの様子(撮影オッケーな時間でした!)
終演後には、永山さんが特別に時間を作ってくださり、作品創作のお話や、実際に舞台に立たせていただきました。
緊張していた生徒たちも、舞台に上がって楽器に触れてテンションが上がっていました。
お忙しい中、貴重な時間を作ってくださった、永山さん、多田さん、日髙さん、坂元さん、本当にありがとうございました。
帰りの電車は、みんな爆睡でした。
この一日でたくさんの刺激を受けた2年生たち。
今回の研修で感じたこと、気づいたことを大切に、今後の授業にも取り組んでいきたい思います。
都立総合芸術高校の皆さま、ひなた旅行舎の皆さま、アゴラ劇場の皆さま、私たちの研修のためにさまざまな調整、準備などしていただきありがとうございました。
本校を見守ってくださるさまざまな方のご協力で、東京研修を無事に終えることができました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
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第20期生卒業公演『Thing Thing Thing』映像配信のお知らせ
3月8日(金)
系列演劇20期生
8月12日(土)、13日(日)にいわき芸術文化交流館アリオス小劇場にて上演しました、
芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演
『Thing Thing Thing』の映像を動画共有サイト「vimeo」にて期間限定で配信することとなりました!
(撮影:大倉英揮(黒目写真館))
【視聴方法について】
●視聴期間:3月8日(金)~3月31日(日)
●3月8日(金)17:00より、下記URLの【視聴申し込みフォーム】からお申込みください。
●視聴申し込みにあたり、「視聴者情報(氏名・電話番号)」が必要となります。予めご了承ください。
※入力いただいた個人情報は、視聴URLの送信と視聴者情報の把握のみに利用し、個人情報を第三者に開示することはありません。
【視聴申し込みフォーム】
https://forms.gle/tZakP159fHG7Xw798
3月1日に卒業した20期生たちの、あの夏の夢を、ぜひご覧ください。
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第21期生 モノローグ『自画像』公演
令和6年1月31日(火)、2月1日(木)
演劇演習室
芸術・表現系列(演劇)第21期生、一年間の集大成である
モノローグ『自画像』公演を行いました。
自画像公演では、生徒一人一人が自分自身を見つめ、向き合い、そして一人芝居として観客の前で自分を表現します。
公演には、系列の3年生たちもかけつけてくれました。
一年前のことを思い出しながら、2年生をサポートします。
演劇部からも、照明チームがリハーサルから関わり、舞台の生徒たちを明るく照らしてくれました。
校内の生徒、先生方などたくさんの方がご来場くださいました。
本当にありがとうございます。
終演後は、演劇部と3年生の協力のもと、全員で片付け。
みんなのおかげであっという間に普段の演習室に戻りました!
演劇部のみんな、本当にありがとう!
最後は、自画像公演に携わってくれた3年生たちから2年生へひとことずつ。
自画像公演を終えて一年、去年の自分を振り返りながら話す3年生たちの言葉は、本当に素敵でした。
自画像は、これで終わりじゃなく、ここからが始まりです。今回それぞれが向き合った自分自身のことをこれからも考え続けながら過ごしていくのだと思います。
3年生たちの言葉を聞いて、改めてそう感じました。
2日間、ご来場くださった皆さま、サポートしてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
21期生たち、ここから新たなスタートです!
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課題研究~自分で考えたワークショップを実践してみました!~
12月15日(金)
演劇演習室にて
金曜の午後は「課題研究」の時間です。
いつもは机とイスを出して黙々と各自研究を進めていますが・・・
今日はなんだかにぎやかな様子です。
実はこれも研究の一つなのです!
課題研究では、生徒一人一人が自分自身でテーマを決め、一年間を通して研究をしていきます。
今年は、「クラスメイトとよりフレンドリーになれるコミュニケーションワークショップについて考えたい!」という生徒がおり、その生徒が考案したワークショップをみんなで実践してみました!
じゃんけんも本気でやります。
他の生徒たちも楽しみながら協力してくれました。
体験した後は、みんなで振り返り。
「たとえばクラスでの生活が始まったばかりの時期だったらどうだろう。」
「男子はどう感じるかな。」
「こういうルールにするとよりやりやすいんじゃないかなぁ。」
など、さまざまな視点でよかったところや改善点を話し合いました。
ワークショップを考え、作ることはとても難しいことですが、目的や細かいルール設定、進め方についても皆で考えることができました。
研究している生徒だけでなく、皆の学びになりました。
校内文化発表会!
11月2日(木)
第一体育館
2日(木)に開催された、校内文化発表会。
系列演劇では、授業の成果発表として、ストリートダンスと日本舞踊の発表を行いました。
リハーサルも、講師の先生にアドバイスをいただきながら行いました。
そしていよいよ本番。
まずは日本舞踊!
今年度は3年次生3名が授業を選択しています。
今回は「長唄 藤娘」と「長唄 雨の五郎」の2曲を披露しました。
講師の先生の思いを大切に、自信を持って作品を発表できるよう練習を重ねてきました。
「直前まではとにかく練習。そして本番はいつも通り、楽しく踊ってほしい。」
そんな先生の言葉を胸に、楽しく踊ることができました。
着付けの先生にもご協力いただきました!とても華やか!!!
次はストリートダンス!
2年次生12名、3年次生16名によるパフォーマンスです。
自分の苦手なところも、黙々と練習していたり、互いに教え合ったり。時にはうまくいかずに悩んでいる姿もありました。
個人のパフォーマンスではなく、系列演劇としてのパフォーマンスであることを一人一人が意識し、みんなで作品を創り上げてきました。
2,3年次生合同で発表をするのは今回が初めて。
それぞれの授業で練習を積み重ね、合同の練習ではお互いに盛り上げ、声をかけあっている姿が印象的でした。
円陣を組んで、いよいよ本番です!
本番は、観客である生徒の皆さんの温かい声援もあり、楽しくパフォーマンスをすることができました。
今回の発表に向けてそれぞれがやってきたこと、誰かに何かをしてもらったこと、それらを大切に、これからの授業も頑張っていきたいと思います。
講師の先生方、会場を盛り上げてくれた生徒の皆さん、観に来てくださった保護者の皆さま、
ありがとうございました!!
系列演劇20期生たちの夏
令和5年8月12日(土)、13日(日)
系列演劇20期生(3年次生)
いわき芸術文化交流館アリオス小劇場
今年も系列演劇3年次生たちは、熱い熱い、濃密な夏休みを過ごしました。
8月12日(土)、13日(日)の2日間、アリオス小劇場にて、
いわき総合高校 芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演を行うことができました。
脚本・演出 池田 亮(ゆうめい) 本橋 龍(ウンゲツィーファ)
「Thing Thing Thing」
6月から池田さん、本橋さんとの授業が始まり、気がつけばもう本番。本当にあっという間です。
アリオス入りしてから、20期生たちはさらに気合いを入れて、精一杯、そして楽しく自分たちを表現していました。そんな生徒たちの表現を最大限に生かし、舞台にのせてくれた池田さん、本橋さん。
たくさんの大人たちに支えられ、無事に本番を終えることができました。
3年生の本番を支える2年次生たちの姿もありました。
チームの一員として、一人一人が公演成功のために全力でサポートしてくれました。
21期生のみんな、本当にありがとう!
4公演とも、たくさんのお客様にご来場いただきありがとうございました。
会場には、「いわき総合の制服を着たことがある人」、「これから着るかもしれない人」たちもたくさん観に来てくれました。20期生とともにこの卒業公演に思いを寄せてくれたことをとても嬉しく感じています。
本番後の最後の振り返り。
公演に関わってくださった大人の皆様からの言葉を受け取り、改めてこの期間に体験したことが自分たちにとってどれだけ濃密な時間だったかを実感しました。
そんなあっという間の夏休みが終わり、3年生たちは8月末から学校がスタートしました。
まずはみんなで片付け作業。思い出話をしながら楽しくできました。
20期生たちの日常が戻ってきます。高校生活も残り半年。それぞれの進路実現に向けて動き出していきます。
最後になりましたが、
今回の卒業公演の実施にあたり、ご協力、ご尽力いただいたさまざまな皆さま、
あたたかく見守ってくださった保護者の皆さま、
アリオスまで足を運んでくださった皆さま、
さまざまなかたちで応援や励ましの言葉をくださった皆さま、
今年も、さまざまな方がこの卒業公演を大切に思ってくださる気持ちに支えられて無事に終えることができました。
この場をお借りして、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
卒業公演、いよいよ今週末です!
芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演
「Thing Thing Thing」
いよいよ今週末が本番です!
生徒たちも気合いを入れて、毎日稽古に励んでいます!
稽古では、演出の池田さんがどんどん新しいアイデアを出してくださいます。
そんなアイデアもあるんだなーと驚きの毎日!!
生徒たちも、そのアイデアを生かし、自分たちなりの表現で生き生きと演じています。
学校での稽古は今日がラスト。
この演劇演習室での日々の積み重ねとみんなの思いを胸に、明日からはアリオスで頑張ります!!
ぜひ、多くの皆さまに、劇場でご覧いただければと思います。
第20期生卒業公演「Thing Thing Thing」
皆さまのご来場をお待ちしております。
ご予約はこちらから
https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=xadbsd6v
卒業公演に向けて~メインビジュアル公開!~
芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演
「Thing Thing Thing」本番に向けて毎日稽古に励んでいます!
▲何やらたくさんの布たちが!
▲演出の本橋さんと。
8月1日(火)は、学校を飛び出してアクアマリンふくしまへ!
いったい、どんな作品になるのでしょうか!
▲魚を見つめる20期生たち。
▲演出の池田さんと本橋さんも釣り体験に挑戦!
▲最後にみんなで集合写真!
そして、「Thing Thing Thing」メインビジュアルも完成いたしました!
映像作家のりょこさんに作成していただきました。
りょこさん、ありがとうございます。
池田さん、本橋さんと20期生たちによる「Thing Thing Thing」、
ぜひ、劇場でご覧いただければと思います。
皆さまのご来場、お待ちしております。
ご予約はこちらから↓
芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演タイトル決定と事前予約のご案内
先日お知らせいたしました、芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演の事前予約が始まります!
そして、卒業公演のタイトルが決定いたしました!!
いわき総合高校 芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演
「Thing Thing Thing」
演出:池田 亮(ゆうめい)、本橋 龍(ウンゲツィーファ)
1 公演日時
8月12日(土) 14:00/18:00
8月13日(日) 13:30/17:30
※全公演とも開演30分前に開場
2 会場
いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
3 予約開始
7月28日(金)12:00~
4 予約方法
「シバイエンジン」を通しての予約
下記URLもしくはQRコードよりご予約をお願いいたします)
https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=xadbsd6v
入場無料となっておりますが、事前予約が必要となります。
ご都合が合う方、ぜひいわきアリオスにお越しください!
ぜひよろしくお願いいたします。
公演の詳細については、芸術・表現系列(演劇)公式ツイッターにて随時更新しております。
系列(演劇)第20期生・卒業公演について
令和5年6月28日(水)
ごぶさたしております。
本日は、今年度系列(演劇)の卒業公演に関するお知らせです。
いわき総合高校芸術・表現系列(演劇)第20期生卒業公演
日程:8/12(土) 14:00/18:00
8/13(日) 13:30/17:00
演出:池田 亮(「ゆうめい」所属)
本橋 龍(「ウンゲツィーファ」主宰)
会場:いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
池田亮さんは、2015年に「ゆうめい」を結成し、自身の体験や周囲の人々の声を元に作品を紡いできた脚本家・演出家・造形作家です。2023年4月には約1年ぶりの新作『ハートランド』の脚本・演出を担当されています。また、舞台にとどまらず、映像作品の脚本・演出や造形作家としても活躍されています。
本橋龍さんは演劇ユニット「ウンゲツィーファ」を主宰されています。2021年7月には「芸劇eyes番外編vol.3『もしもし、こちら弱いい派―かそけき声を聴くために―』にて『Uber Boyz』を上演されました。舞台はもちろんのこと、ワークショップの講師などでも活躍されています。
映像作品、舞台上での映像表現など、令和2年度からのいわき総合高校系列演劇は「今できる最大限の表現」を模索しながら、卒業公演を続けてきました。
しかしそれは特別なことではなく、これまでの19回の卒業公演は全て、そのときの生徒たちにとっての「今できる最大限の表現」であり、これからもそれは変わりません。
なかなか思うように表現活動をして来られなかった第20期生。彼らが生き生きと自分を表現するには、その可能性を引き出すにはと考えた時、令和2年度の卒業公演で演出をお願いした池田亮さんが真っ先に思い浮かびました。
生徒たち1人1人に時間をかけて向き合ってくださり、第17期生の個性を最大限に引き出して、作品にこれ以上ない形で載せてくださった池田さんに、第20期生の舞台を演出していただきたい・・・と考え、今回のオファーとなりました。
令和5年度は、演出としてもう1人、本橋龍さんにも加わっていただけることになりました。
これまでに数回、授業に来ていただいていますが、既にみんなの生き生きした様子や普段見られない一面が垣間見える瞬間が盛りだくさんです。
創作の様子や、予約の情報などは、随時お知らせしていきたいと思います。
これからも見守っていただければ幸いです。
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