報告事項
7月20日(土)、いわき市の岩間海岸でスポGOMI甲子園2024福島県大会が開催されました。
県内の高校生たちが三人一組のチームを結成し、60分の制限時間内に規定エリア内のゴミを拾い集め、
その質と量をポイントで競い合いました。
県内から45チームが参加した今大会で、本校からはJRCインターアクト部のメンバーと、
有志の生徒参加者とをあわせた総勢32人、11チームが大会に参加しました。
夏空の下、みんなで力をあわせて海岸の清掃活動に取り組みました。
そして、審査の結果、昨年度の優勝チームであった本校の三年男子チームが、
今年も見事「優勝」を果たし、いわき総合高校としては3連覇を達成しました!
優勝チームは12月に東京で開催予定の全国大会に出場し、更なる活躍を目指します。
6月27日(木)の出前講座は、福島県水産事務所の方々といわき市漁業組合の方による、「福島県の漁業」についてがテーマでした。「常磐もの」と呼ばれる新鮮な魚介類の特徴や13年前の東日本大震災の漁業への影響と水揚げ量増加への取組などを学びました。最後には、いわき沖にて行われている「底引き網漁」の動画を見ながら、実際に漁師さんにお話を聞くことができました。
漁師さんは夜中0:00には仕事を始めること、そのため睡眠時間は3時間ほどだということ・・・私たちは知らないことばかりで、もっと地元のことを学んでいかなければならないし、地域の良さや安全性をきちんと広めていかなければならないことを改めて実感しました。
報告事項
6月20日(木)、東京電力ホールディングス株式会社福島復興本社から講師の方々をお招きし、福島第一原子力発電所の現状や東京電力の安全・安心への取り組み、ALPS処理水と海洋放出までの流れ、トリチウムの実状などについて学びました。
お話を頂いたのちは、3グループに分かれての対話セッションが設けられました。
各グループで講師の方々に積極的に質問や疑問をお尋ねし、意見交換を行いながら、それぞれの関心のあるテーマについて理解を深めることができました。
今回の研修で得られた内容もまた、現在取り組んでいる「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部」の活動に活かしていきたいと考えています。
報告事項
5月31日(金)、郡山市にある労働福祉会館で令和6年度 福島県高等学校JRC連絡協議会 春季総会が行われました。
この総会では、福島県のJRC部に所属する生徒たちが一堂に会し、各校の活動報告が行われたり、
お互いに意見交換をしあうグループ活動が行われたりします。
本校からはJRCインターアクト部 部長の鈴木 綺生さんが県の代表役員として参加しました。
← 開会のあいさつをする
綺生さん
開会式、総会と行われた後、県北・会津・県南・いわき相双地区の代表校が昨年の活動報告を行いました。
いわき相双地区からは磐城一高が代表で活動を発表しました。
昼食後、日本赤十字社の福島県支部から講師の方をお招きし、講演会が開催されました。
一月に発生した能登半島地震に際し、赤十字社の方々が災害現場でどのようなボランティアを行ったか、
また被災された方々が現地で実際にどのような生活を送られていたのかについて詳細なお話をしてくださいました。
そして、講演後には、生徒間でワールドカフェ*という形のグループ協議が行われ、
「地震や災害に際しわたしたちにできること」をテーマに、意見を出し合い共有しました。
災害に対する意識やいざという時の対応の仕方などを見直し、これからの活動や生活の仕方にもつなげられる
とてもいい活動ができました。
↑ 綺生さんはグループリーダーとなって意見をまとめました
今回の総会で得られた経験や知識を活かし、またほかの人たちにも共有しながら、
これからのJRC活動を継続していきたいです。
*ワールドカフェ:
リラックスした雰囲気の中で自由に対話する手法。特定のテーマについて、どのような思考を持っているのか、
短時間で収集し、共有できる。決まった結論を出したり、課題解決したりするのが目的ではなく、
参加者同士が意見を交わし、お互いの理解を深め、新たな気づきを得ることを目的としている。