夏季休業明け全校集会にて 教務部より

令和元年度 夏季休業明け全校集会 教務部からの話を掲載します。


みなさんは、夏休みはどのように過ごしていましたでしょうか。

夏休み前の集会では、「時間を有効活用」、「継続は力なり」と話しましたが、できましたでしょうか。

今回は1つのことをお話します。

 

「学びに向かう力」についてです。

 学力の要素の中に、「知識や技能」「思考力、判断力、表現力」の他に、「学びに向かう力」についてもあげられています。

 この夏、埼玉に住んでいる小学3年生の姪っ子が、私の実家の郡山に来ていました。お盆の1週間前から来て、子どもたちだけで泊まっていました。夏休みの宿題の読書感想文がありました。本来であれば、お盆の前までに終わらせて、お盆にはいとこ同士が集まってたくさん遊ぶ予定でした。ですが、1週間、ほぼ課題に取り組んでおらず、結局お盆前に終わらず、最後は泣き泣き取り組んでいました。

 課題があることはわかっているものの、やらずに過ごしてしまう。私自身もそのような経験はありますし、皆さんもそのような経験があるかもしれません。

やろうとしなければ、終わりませんし、身につく力も身につきません。

 「学びに向かう力」つまり「主体的に学習に取り組む態度」はとても大切です。言われてやるのではなく、自ら取り組むということです。

姪っ子も今回、課題がんばろう!という気持ちがもう少しあれば、もしかしたら泣かずに取り組めたかもしれません。

 皆さんは高校生です。課題が与えられていてそれを取り組むだけではなく、その一歩先の自ら課題を設定し取り組むというところまで、できてほしいです。

高校生の本分は、勉強することです。たくさんの学びの機会が学校にはあります。授業を大切に自ら学びに向かってほしいです。大事だというポイントをメモしたり、先生の話した内容をメモしたり、自分で考えながら積極的に授業を受けてほしいと思います。授業で学んだことを復習して定着させましょう。

 

今日から、授業がはじまります。早く、頭も身体も学校モードに切り替えましょう。

9月9日から前期期末考査がはじまります。ちょうど2週間後です。しっかり勉強してテストに臨んでください。

成績は考査の点数だけではありません。課題や授業態度も含まれます。目標を持って臨みましょう。

以上で終わります。

 

 

 

 

 

 


令和元年8月26日(月) 教務主任より