◆総合学科とは
高等学校には「普通科」「専門学科」「総合学科」があります。
普通科 国語、数学、理科、地理歴史、公民などの普通科目を中心に学習。
専門学科 農業や工業、商業、水産、看護、福祉など専門の分野で必要とされ
 る、決められた専門教科を中心に、普通教科とあわせて学習。
総合学科 「普通科」と「専門学科」を合わせた、文字通り「総合」した学科として
 全国では平成6年度に誕生(本校:平成14年度設置)。

◎専門学科とはどう違うの?
 それは「これを学ばなければならない」と決められた科目がないというところです。
 もちろん、高校を卒業するために共通に学習することを定められたいくつかの科目(必履修科目といいます)はあります。
 でも、基本的にはそれ以外の科目は、約100の科目の中から自分で選ぶことになります。
 自分の学びたい科目を自分の学びたいときに学ぶ。生徒一人一人がそれぞれの時間割を作り、それにしたがって高校生活を送る。これが総合学科です。

学校が生徒の学ぶ内容を決めるのではなく、
生徒自身が自分で自分の学ぶ内容を決める。


 しかし、その一方で自分がすべてを決めるということの重大さをよく考えてください。
 <自分で選ぶ><自分で決める>ということは<自分で責任をとる>ということです。
 今興味があるから、今これをしたいから、という目先のことだけを考えるのではなく、いわき総合高校で学ぶことが自分の将来にどのように関わりを持ってくるのか、ということをよく考えてください。
 これまでの過去の選択が現在につながっているように、今この瞬間の選択もまた未来につながっているのですから…。