◆部活動の様子

2022年の演劇部

令和4年12月27日

 

みなさま、こんにちは。

演劇部です。

 

2022年もあと数日で終わり…。

今年の演劇部を振り返ってみたいと思います。

 

まず4月。18期生が卒業し、寂しい思いをしていたのもつかの間、たくさんの新入部員を迎えました。

部員は1年次生20名、2年次生9名、3年次生11名の、なんと合計40名!

みんな集まると壮観です。

 

6月には、1年次生にとって初の舞台である、春の発表会。

いわきアリオス小劇場にて「ベルーナ群像劇」という脚本による作品を上演しました。

 

8月末からは秋のコンクールに向けての作品作り。

「17歳、私の色は。」は、10月末に行われたいわき地区演劇コンクールで最優秀賞をいただきました!

12月16日(金)には、二本松市文化センターで行われた県コンクールに出場してきました。

コンクール3日前、思いもよらぬ出来事が…。

その日1年次生が学年閉鎖となり、コンクールに参加できなくなってしまいました。

参加できない1年次生20名の思いを背負って、2・3年次生が舞台を作り直します。

1年次生がやるはずだった役は、全て2・3年次生が代役で入ります。

1人で何役もこなすのは、本当に大変…。

それでも「私たちのせいで」という重荷を後輩に背負わせたくない。

作り上げた舞台をやらずに終わらせたくない!

そんな強い思いで、稽古に臨みます。

 

 そうして迎えたコンクール本番では、これまでの思いをすべて載せた、「17歳、私の色は。」を見事やり切りました。

その中で、ゆうさく役の片野彩加さんが、演劇奨励賞をいただきました!おめでとう!

いわき総合高校としては優良賞という結果でした。

8月末からの4ヶ月、作品を作り続けてきたこの時間が、20名で上演した県コンクールの53分を支えてくれました。

舞台上には20名だったけれど、間違いなく40名の「17歳、私の色は。」でした。

みんなおつかれさま!

 

そして、12月18日(日)には、いわきアリオスで開催された活動優秀校公演。

演劇部はその中で、特別企画「『ほんとの空の記憶』~時をこえて届けられるふくしまの高校生のメッセージ」という、構成劇を上演する機会をいただきました!

東日本大震災の経験と、現在の状況を重ね合わせながら、「今の高校生の思い」を表現する劇。

県コンクールの作品作りと並行して、稽古を進めていきます。

前日は大ホールでのリハーサルもありました。

当日も、直前まで入念に稽古を行います。

そしていよいよ本番。

大ホールの大きな舞台で、自分たちの思いをのせて、のびのびと演じました!

17日から合流した1年次生は、舞台上のお手伝い。音響班は、音響映像関係のお手伝いも。

「活動優秀校公演」という大きなイベントを作るお手伝いができたこともまた、貴重な体験でした。

 

翌日の12月19日(月)…この日は、全体で県コンクールと活動優秀校公演の反省をします。

同時に3年生が引退する日でもありました。

 

 

語り合う部員たち。

いつもどおり40名で作る円も、今日で最後。

 

3年生たち、これまで長く演劇部を支えてくれてありがとう。

おつかれさまでした!

 

2022年も、たくさんの方に支えられながら、活動することができました。

みなさま、本当にありがとうございました。

来年もどうぞ演劇部をよろしくお願いいたします。

良いお年を!

 

演劇部公式ツイッター

https://twitter.com/iwaki_ahiru013