授業の様子

『リアルな高校生が アリノママで描く おーきな愛と夢 略して“リアおー”』無事終了しました!

令和6年8月10日(土)、11日(日)

系列演劇21期生(3年次生)

いわき芸術文化交流館アリオス小劇場

 

系列演劇3年次生は、今年も熱い夏をみんなで過ごしました。

8月10日(土)、11日(日)にアリオス小劇場にて、卒業公演を無事に行うことができました。

 

いわき総合高校 芸術・表現系列(演劇)第21期生 卒業公演

演出:多田淳之介(東京デスロック) 原作:ウィリアム・シェイクスピア『リア王』

『リアルな高校生が アリノママで描く おーきな愛と夢 略して“リアおー”』

(写真提供:黒目写真館・大倉英揮さま)

 

多田さんとの授業が始まった5月、そして舞台監督のカミイケさんと照明の魚森さんも合流して始まった夏休みの集中稽古。毎日があっという間に過ぎていきました。

生徒たちは、『リア王』について自分たちなりに考え、話し合いを積み重ねて作品づくりを行ってきました。

「自分だったらどう思うか。」だけでなく、「この人物の立場だったらどう思うか。」についてもたくさん考えたこの夏。いろんな人の気持ちを想像し、創作を続けてきた21期生12人。

アリオスに行ってからも、ギリギリまでお互いの意見を伝え合います。

そんな生徒たちを多田さん、カミイケさん、魚森さんがいつも温かく見守り、21期生らしい“リアおー”にしてくださいました。

 

みんなで協力して、お互いに声をかけ合いながら、ここまで駆け抜けてきました。

 

2年生たちも大活躍!

2年生のサポートあってこそ、こうして無事に公演を終えることができました。

みんなありがとう!!

▼みんなで幕のセッティング。アリオススタッフの方々に丁寧に教えていただき、日に日に上達しました。

▼舞台監督のカミイケさんとともに、舞台美術を作りました。おかげでとってもカラフルな舞台に!

▼たくさんのお客さんが見る、ウェルカムボードも作成。とっても素敵です。

 

多くの方にアリオスまで足を運んでいただき、無事に4回の公演を終えることができました。

卒業生たちもたくさん観に来てくれて、中には、10年前にこのアリオスで多田さんと卒業公演の作品を作った11期生たちの姿もありました。

 

片付けをし、ほとんど何もない状態になった舞台上で、最後の“振り返り”の時間。

公演が終わった寂しさを感じつつ、これまでのことを振り返り、それぞれが感じたことを言葉にしてくれました。

この期間に感じたことや気づいたこと、たくさんの方と関わって作品づくりをしたことは、みんなにとって、これからの力になるはずです。

 

卒業公演に向けた授業がスタートしてからここまで、いろんなことにチャレンジしてきました。

ちょっと苦しいなぁと感じる瞬間も、みんなで助け合って乗り越えてきました。

助け合いながら創作と向き合う12人の姿は、本当にかっこよかったです。

そんな生徒たちを支え、ともに駆け抜けてくださった多田さん、カミイケさん、魚森さんに改めて感謝いたします。

 

 

12日(月)には、みんなで片付けをしました。

床に敷いていたリノリウムシートを巻く作業や、カミイケさんから、雪を降らせる「雪かご」の使い方を教えていただきました!

本番では、キラキラがたくさん降ってましたね!

 

片付けを終え、多田さん、カミイケさん、魚森さんとのお別れ。

ギリギリまで一緒に時間を過ごしました。

 

最後になりましたが、

今回の卒業公演の実施にあたり、ご協力、ご尽力いただいたさまざまな皆さま、

あたたかく見守ってくださった保護者の皆さま、

アリオスまで足を運んでくださった皆さま、

さまざまなかたちで応援や励ましの言葉をくださった皆さま、

今年も、さまざまな方がこの卒業公演を大切に思ってくださる気持ちに支えられて無事に終えることができました。

この場をお借りして、深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました

(写真提供:黒目写真館・大倉英揮さま)

 

21期生たちの10年後、それぞれが描く素敵な未来が待っていますように。

これからも応援よろしくお願いします!

 

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