授業の様子

第18期卒業公演 アーカイブ③

令和4年4月1日

 

2月21日(月)場当たり

 

 この日は場当たり。

 場当たりとは、本番に向けて照明や音響、舞台のスタッフさんが、いろいろな確認をすること。

 本番前のとても大事な作業です。

 もちろん舞台に立つ役者にとっても大切な日。

 本番で着る衣装を着て、今日はいつもより緊張気味の生徒たちです。

 

▲朝の時間…みんなで円になってストレッチ。時には静かに言葉を交わしたり。

 

そして場当たりが始まりました。

舞台袖で静かに出番を待ち…舞台監督の黒太さんから「役者さん、シーン3お願いします!」と声がかかれば「はい!」と舞台に飛び出していきます。

確認作業はどんどん進み、2時間ほどで終了。

場当たりの最後には、こんな場面も。

 

 

カーテンコールの手順確認です。これもまた、本番に向けての大切な確認事項。

着々と本番に向けての準備が進んでいきます。

 

午後は本番とまったく同じ形での通し稽古。

実は翌日、会場であるアリオスは休館日で、舞台を使った練習は今日で最後!

気合いが入ります!

通し稽古の後は、気になったシーンをもう一度確認して、今日の練習は終了。

明日は学校での稽古です。

 

 

 

 

2月22日(火)学校での最終稽古

 

 会場であるアリオスの休館日、今日の稽古は学校の演劇演習室です。

 小屋入りが2月19日、たった3日ぶりの学校なのに、生徒たちは「なんか懐かしい!」「久しぶり」との感想。

 それだけ3日間が充実していたということかもしれません。

 今日の稽古は、昨日までに変更になったシーンや、さらにブラッシュアップしたいシーンを重点的にやっていきます。

 明日の本番を前に、なおこさんからのさらに新しいアイディアに大笑いしながら、生徒たちが必死に食らいついていきます。

最後まで入念な確認が続きました。

   

明日は上演日、ということは明日が最後ということ。

稽古の最後に「明日で終わっちゃうのが寂しい…」という言葉。

だからこそ全力で頑張ろう、と決意も新たに、明日の本番に挑みます!

 

 

 

→アーカイブ④(最終回)へ続く

 

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