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3年次「構成演習」の授業作品
制作テーマ「味覚(痛覚)」
今回は合評会の授業風景をご紹介致します。
※自分の意図を明確にした上で【作品を完成させる+自分の作品をプレゼンテーションする】ことが大切です。
3年次美術科目 【構成演習】,【美術概論】の制作風景
来週から前期中間考査が始まります。
実技科目も作品提出へ向けてスパートに入っています。
今回は系列美術の2科目の制作風景をご紹介します。
【構成演習】「矢印をモチーフとした平面構成」
注目ポイント:
■矢印という方向を指し示すモチーフをどのように扱っていくのか(構図)
■図と地、主役と脇役の関係を画面上にどのように設定していくのか(構図と配色)
■「溝引き」を使用して美しい画面作りにいかしていけるか:使用は任意。ただし、画面内におけるマスキングテープの使用は今回は禁止としています。
【美術概論】「日本画に挑戦~日本画の画材を使ってみよう~」
日本美術史を学んでいく一環の活動として、”岩絵の具”や”水干絵の具(すいひえのぐ)”、”膠(にかわ)”などの日本画画材で制作をしています。
美術の各科目で絵の具の取り扱いになれている生徒たちにとっても、岩絵の具の感覚は新鮮かつ扱いにくい画材のようで、苦戦しながらも完成に向けて取り組んでいます。
美術科 2年次ビジュアルデザインの授業風景
R4年度 美術科が開講している2年次科目「ビジュアルデザイン」の授業の様子をお伝えいたします。
今回、授業で実施したのは 誕生月(季節)のイメージ です。
制作材料として、折り紙(トーナルカラー)を使用しました(最大5色まで)。
↓以下は授業(鑑賞時の様子)↓
※下の写真の作品は「春(3~5月)」生まれの誕生月の生徒作品です。
春は開花のイメージが印象に残っているようで、桜や桃の花のようなうすピンクを用いる生徒が大半でした。
【左側】まだ肌寒いということから灰色など用いたとのこと(3月上旬生まれの生徒でした)。
【右側】春=芽吹きのイメージから若草色などを用いたとのこと。
※下の写真の作品は「冬(1月)」生まれの誕生月の生徒作品です。
同じ誕生月ですが対照的な配色となっています。
本人たちにインタビューをしたところ、、、
【左側】お正月のおめでたい、おせちなどをイメージしているとのこと。
【右側】冬の寒さ、氷などをイメージしたとのこと。
同じ誕生月や季節であっても、イメージする内容によって表現内容に差異が生じることを肌で感じる体験となりました。みんな頑張りました
デザインについては「これが正解!」ということはありません。
しかしながら、伝える情報が何のためのものなのか=目的に応じて情報を正しく・的確に伝えると言うことが必要となります。
この一年間を通して、楽しみながらじっくりとデザインについて学んでいきましょう
以上、ビジュアルデザインの授業風景でした。
系列美術_校内作品展示風景
令和3年度の年度末に制作した2年次生の作品についてご紹介いたします。
授業科目は芸術・表現系列 美術科2年次選択科目【構成】、【素描】となります。
※【構成(4単位)】および【素描(4単位)】はセット選択してもらい、授業を実施しています。
➡2年次生で色彩や形体、構図の取り方、画材の扱い方など基礎的な知識・技能の習得を目指します。
【構成】
商品の広告デザインとして、meijiの板チョコレートを題材に取り上げ制作に臨んだ作品です。
キャッチコピーを含め、どのように画面配置や配色を行えば商品が映える作品となるか、
生徒個々がアイデアを振り絞っていました。
【素描】
想定デッサン~自画像~
形態模写に挑戦!~3年生美術科~
3年生の「美術概論」という授業の中で”現代アート”について取り上げた際に制作した作品です。
写真の生徒たちが背負っているリュックは段ボール製です。
小物の表現に一部着色を加えていますが、ほとんどは廃棄される段ボールの素材をそのまま利用しています。
*作成したリュックの原型は、普段、登下校で使用している生徒の私物を形態模写(=立体再現)したものです。
↓留め具などの細かいパーツは本来の段ボールの色と印刷されていたテキストを活用しています。見覚えある方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
↓白色ペンでトカゲの絵が描かれている部分はもともだということでだということで、泡立てネットを代用して黒色に着色して再現したそうです。
2年次系列生【構成】作品の展示風景
夏~初秋にかけて制作を進めて参りました作品(2題)についてご紹介いたします。
①「色について知る~トーンについて~」
「トーン」・・・色の調子のこと
同系色であっても色の調子を変えることにより印象(イメージ)は変わります。
(作品)
上段:同じ構図で作成された画面をトーン(色調)を変えて3種作成しています。
下段:言葉(任意)のイメージを形と色を用いて表現しています。
また、デザイン作品においては絵の具の着色精度も作品の善し悪しに関わってきます。本校では主に「構成」の授業において『アクリルガッシュ』を使用しています。濃度が均一に着色出来る(=平塗りという)ことも、見た目の美しさのキーポイントになりますね!
②「レタリング演習~日本語書体編~」
中学校でも美術の授業で学んだ経験のある生徒も多い“レタリング”。
構成要素のひとつとして、色彩や形体のほか、レタリング(文字のデザイン)もタイポグラフィ(文字の組)とともに学んでいます。
今回の作品テーマは【秋】。制作にあたっては、任意に選択した秋を示す語句どうしを繋げること。
原則として、文字は塗りつぶす(一部アレンジ・可)こと。
3年次構成演習(美術科) 授業風景
現在、美術科3年次の「構成演習」では絵本の作成へ向けての演習課題に取り組んでいます。
課題1 1枚の紙の中のストーリー展開「1本の線」
(内容)画用紙に始点と終点を設けて線を表現する課題。
※「1本の線」を表現するにあたり、どのように自分の表現として作品に落とし込んでいけるかがポイント。
※シンプルながら発想の面白い作品、技巧的作品が並びました。
課題2 8Pブックレット テーマ「○」(まる)
(内容)A3用紙を8等分して1冊の本を作成。
※表紙を含めて8Pの「起承転結」のあるストーリー展開を考えられるかがポイント。
※加工(切り抜き、色紙の貼付)も可
(写真)
本日は中間鑑賞会ということで、演習課題2作品についての相互評価を行っている様子についてご紹介いたします。
作品の詳細につきましては、改めまして掲載いたします。ご期待ください!
3年次構成演習の作品紹介 その2【平面構成】
今回も3年次の「構成演習」の作品をご紹介いたします。
制作テーマ・・・「味覚(痛覚)」をイメージした作品制作
※甘味・塩味・酸味・苦味・辛味から任意の感覚を選択し、制作を進めました。
制作手順
① 味覚について、連想されるものをひたすら書き出してみる。
② 任意の味覚を1つ選択し、イメージされる味覚のカラーイメージを考える(配色カードを使用)。
③ アイデアスケッチ(1)大まかなイメージを数種類描き出していく。
④ アイデアスケッチ(2)③で描き出したイメージで作品にしたい案を1つに絞り込み、具体的なイメージとして詰めていく。
⑤ B3パネル(水張り済み)に下絵を描く
⑥ ⑤に着色(「平塗り」)
今回は作品合評会の様子を取り上げます(作品のプレゼンテーションの様子)。
授業も昨年度から継続して2年目に突入したということもあり、作品に制作意図がより反映されるようになってきました。着実に制作における技能の向上も見られます!!!
次回はコラージュ作品(※)とその再現描写に取り組んでいく予定です。
※コラージュ・・・貼り絵
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