2023年1月の記事一覧
系列美術の卒業発表会
昨年末に行った卒業発表会の、美術の展示の様子です。
3年次生で制作した1年間(人によっては2年次作品も含)の中で、自分たちで展示作品を選び、会場配置を考え、展示作業を行いました。
構成演習の作品、絵画の作品、クラフトデザインの作品を展示しました。
3年次絵画の最後の授業風景
3年次絵画の最後の授業では、「音」を聞いて色と形で表しました。
具象表現は用いず、抽象的な表現のみで表します。
のびのびと表現を楽しむ2時間を過ごしました。
ちなみに聞いた曲はJ.Sバッハのチェンバロ曲をいくつか。
思ったより暗い曲だった、という印象からスタートして描き出していく生徒が多かったです。
2年次素描
2年次生の授業では、冬休み前から自画像の練習をし始めて、冬休みの宿題で仕上げました。
それぞれがとてもよく観察して鉛筆の調子を工夫して描き上げました。
現在は、自画像の想定デッサンの制作中です。各々の考える自分の世界。
どんな作品に仕上がるでしょうか。
2年次の作品【構成 その2】
美術科2年次の授業作品の紹介の続きです。
今度は年末年始にかけて制作しました【カットワークを施した十二面体】を紹介をします。
立体構成の基礎的な技術、画材の扱い方を学ぶための一環として制作しました。
【カットワークを施した十二面体】
制作条件:
・十二面体の上部6面それぞれに切り込み→折り上げの加工を施す=カットワーク
・接着道具は水:ボンド:ヤマトのりを混ぜ合わせたもののみ使用する
(セロテープは使用しないこと)
〇「数学が苦手~」と言っている生徒も多い中での授業となりました。失敗しながらも幾度となく試作を繰り返して徐々に形ができあがってきました。カットワークの隙間から漏れる光で陰影が美しく映える作品となりました。
2年次の作品【構成 その1】
美術科2年次の作品を紹介します。
10月~11月実施の平面構成
テーマは「冬」
制作の条件:
・テーマにちなんだ欧文書体のレタリングを画面に用いる
・平塗り(濃度が均一な着色方法)
・使用する線は「直線」または「曲線」のいずれか1種(本数任意)
・使用する形体は「正方形」または「正円」を5つ(数固定)
※テーマに対して制作者本人が何に着目して、作品の主題を設定していくのか(作品の中における主役は?脇役は?)・・・美しい作品を作る、きれいに仕上げることはもちろん制作する上では大事なことです。加えて、本番の作品に入るまでの過程=アイデアをしっかり練ることも重要です。
構成の授業では、各題材で構想をしっかりと練っていくことの大切さを学んでもらっています。
皆、自分の思い(考え)が明確となった作品を完成させることができました。
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