芸術表現系列
2年次素描
2年次生の授業では、冬休み前から自画像の練習をし始めて、冬休みの宿題で仕上げました。
それぞれがとてもよく観察して鉛筆の調子を工夫して描き上げました。
現在は、自画像の想定デッサンの制作中です。各々の考える自分の世界。
どんな作品に仕上がるでしょうか。
2年次の作品【構成 その2】
美術科2年次の授業作品の紹介の続きです。
今度は年末年始にかけて制作しました【カットワークを施した十二面体】を紹介をします。
立体構成の基礎的な技術、画材の扱い方を学ぶための一環として制作しました。
【カットワークを施した十二面体】
制作条件:
・十二面体の上部6面それぞれに切り込み→折り上げの加工を施す=カットワーク
・接着道具は水:ボンド:ヤマトのりを混ぜ合わせたもののみ使用する
(セロテープは使用しないこと)
〇「数学が苦手~」と言っている生徒も多い中での授業となりました。失敗しながらも幾度となく試作を繰り返して徐々に形ができあがってきました。カットワークの隙間から漏れる光で陰影が美しく映える作品となりました。
2年次の作品【構成 その1】
美術科2年次の作品を紹介します。
10月~11月実施の平面構成
テーマは「冬」
制作の条件:
・テーマにちなんだ欧文書体のレタリングを画面に用いる
・平塗り(濃度が均一な着色方法)
・使用する線は「直線」または「曲線」のいずれか1種(本数任意)
・使用する形体は「正方形」または「正円」を5つ(数固定)
※テーマに対して制作者本人が何に着目して、作品の主題を設定していくのか(作品の中における主役は?脇役は?)・・・美しい作品を作る、きれいに仕上げることはもちろん制作する上では大事なことです。加えて、本番の作品に入るまでの過程=アイデアをしっかり練ることも重要です。
構成の授業では、各題材で構想をしっかりと練っていくことの大切さを学んでもらっています。
皆、自分の思い(考え)が明確となった作品を完成させることができました。
令和4年度 芸術表現系列 第19期生 卒業発表会
令和4年12月24日(土)
今年度も、芸術表現系列(音楽・美術・演劇)による卒業発表会を開催しました。
美術科の系列生徒による作品展示のほか、声楽・器楽(音楽)や舞踊(演劇)の授業の成果など、
演劇演習室をステージとして、演奏・演舞を披露しました。
▲器楽の演奏
▲声楽の歌唱とパフォーマンス
▲ダンスパフォーマンス
▲プログラムラストはハンドベルの音色で
▲仕上げに余念が無い美術の系列生たち
▲会場までの装飾、今年も素敵でした!
今年は12月24日!
クリスマスシーズンど真ん中のステージ発表会場を、特に素敵に演出したのは、クリスマスツリーと暖炉のタペストリー☆
デザイン・服飾が大得意なアビ先生を中心に、演劇部たちが仕上げてくれました。
会場設営や当日の運営は、演劇部のバックアップのもと、系列生たちで協力して片づけまで頑張りました。
▲発表会終了後、協力しての片づけ作業
発表会終了後の全員でのミーティングで、
“作品作りだけじゃない部分、展示作業や片づけも含めた経験を大切に”という美術科教員の一言、
美術も音楽も演劇も、「発表」という華やかな部分以外の、準備の過程、バックヤードの動き、
それらがあっての「発表の輝き」だということを体感する機会となりました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
2年次構成の授業(立体制作)
ただいま、美術科の【構成】の授業では立体作品を制作中です。
正十二面体をベースにして、上半面(6面)にはカッティングワークを生徒個々に施しております。
今週で完成させる予定です。
展示の際には、またHPでお知らせいたします。乞うご期待!!
3年次絵画での作品鑑賞風景
鉛筆デッサン「マルス」
正確な比率、形態、立体の把握、明暗による立体表現が大切な課題。総合の生徒たちにとっては苦しい戦いでもありますが、我慢して形を計測し、最後まで完成させました。
通常の講評だけではなく、生徒によるグループ鑑賞も行いました。今年の3年生はグループ鑑賞よりも全体での講評会のほうが望ましいようです。
3年次「構成演習」の授業作品
制作テーマ「味覚(痛覚)」
今回は合評会の授業風景をご紹介致します。
※自分の意図を明確にした上で【作品を完成させる+自分の作品をプレゼンテーションする】ことが大切です。
2年次素描&3年次絵画の授業風景
2年次素描では2作目、木炭デッサンに挑戦中。
慣れない木炭という材料一本で幅広い色彩を表現することに四苦八苦しつつ、完成に向けて取り組んでいます。
一方、3年次生の絵画では古典技法のテンペラに挑戦中。
自分たちで合板に塗料を塗って支持体から作っています。
現在油彩のグレーズと白のハッチングを重ね中。
どのように完成するでしょうか、おたのしみに。
3年次美術科目 【構成演習】,【美術概論】の制作風景
来週から前期中間考査が始まります。
実技科目も作品提出へ向けてスパートに入っています。
今回は系列美術の2科目の制作風景をご紹介します。
【構成演習】「矢印をモチーフとした平面構成」
注目ポイント:
■矢印という方向を指し示すモチーフをどのように扱っていくのか(構図)
■図と地、主役と脇役の関係を画面上にどのように設定していくのか(構図と配色)
■「溝引き」を使用して美しい画面作りにいかしていけるか:使用は任意。ただし、画面内におけるマスキングテープの使用は今回は禁止としています。
【美術概論】「日本画に挑戦~日本画の画材を使ってみよう~」
日本美術史を学んでいく一環の活動として、”岩絵の具”や”水干絵の具(すいひえのぐ)”、”膠(にかわ)”などの日本画画材で制作をしています。
美術の各科目で絵の具の取り扱いになれている生徒たちにとっても、岩絵の具の感覚は新鮮かつ扱いにくい画材のようで、苦戦しながらも完成に向けて取り組んでいます。
美術科 2年次ビジュアルデザインの授業風景
R4年度 美術科が開講している2年次科目「ビジュアルデザイン」の授業の様子をお伝えいたします。
今回、授業で実施したのは 誕生月(季節)のイメージ です。
制作材料として、折り紙(トーナルカラー)を使用しました(最大5色まで)。
↓以下は授業(鑑賞時の様子)↓
※下の写真の作品は「春(3~5月)」生まれの誕生月の生徒作品です。
春は開花のイメージが印象に残っているようで、桜や桃の花のようなうすピンクを用いる生徒が大半でした。
【左側】まだ肌寒いということから灰色など用いたとのこと(3月上旬生まれの生徒でした)。
【右側】春=芽吹きのイメージから若草色などを用いたとのこと。
※下の写真の作品は「冬(1月)」生まれの誕生月の生徒作品です。
同じ誕生月ですが対照的な配色となっています。
本人たちにインタビューをしたところ、、、
【左側】お正月のおめでたい、おせちなどをイメージしているとのこと。
【右側】冬の寒さ、氷などをイメージしたとのこと。
同じ誕生月や季節であっても、イメージする内容によって表現内容に差異が生じることを肌で感じる体験となりました。みんな頑張りました
デザインについては「これが正解!」ということはありません。
しかしながら、伝える情報が何のためのものなのか=目的に応じて情報を正しく・的確に伝えると言うことが必要となります。
この一年間を通して、楽しみながらじっくりとデザインについて学んでいきましょう
以上、ビジュアルデザインの授業風景でした。
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