2018年7月の記事一覧

熱かったナイトハイク

 7月26日(木)27日(金)の両日、本校恒例の生徒会主催行事「ナイトハイク」が、保護者26名余の協力を得て、生徒97名、教職員14名が参加して行われました。
 事前の校内説明会には、300名を超える生徒たちが集まり、本校の伝統行事である「ひたすら歩く」への関心の高さをうかがい知ることができました。「総合生」のチャレンジ精神は旺盛です。道中の安全確保等の事情により、最終的には100名の生徒が参加することとなりました。
 当日は、猛暑続きの今年にしてはちょっと暑さが和らいだような天気でした。「ミニストップいわき勿来駅前店」の駐車場で出発式を行い、19:30に元気に出発しました。その後、「ファミリーマート佐糠店」「ローソン小浜店」「ローソン吹松店」「セブンイレブン花畑店」「ローソン鹿島久保店」「旧ミニストップ関船店」「ほるる駐車場」で休憩を挟みながら、05:00に学校に無事到着しました。熱い夜を通しての35キロのウォークでしたので、生徒は一様に疲れた表情を見せていましたが、達成感から充実した表情が垣間見え、意義深い時間を過ごしたようでした。時間が経てば経つほど、記憶に深く刻み込まれる生徒会行事になることでしょう。
 保護者の方々には、巡回警備や豚汁づくりなどで御協力いただきました。豚汁、ソーメン、おにぎりに込められた愛情という隠し味で、生徒たちの体の疲れは間違いなく軽減されました。本当にありがとうございます。
 もちろん、校長と両教頭も完歩しました。私たちにとっても、貴重な「青春の一頁」となりました。

地域の皆様に感謝

 本当に暑い日が続きます。熱中症や雷雨・突風等に気をつけて、夏休み中の教育活動を行うべく肝に銘じているところです。
 さて、本校では、7月18日(木)・19日(金)の2日間にわたり、校内球技大会が行われました。水と塩の補給をしっかり取らせながらの大会となりました。お陰様で、大きな事故等もなく無事終了することができました。生徒たちや先生たちに感謝感謝です。
 大会はクラス対抗ということで、クラスお揃いのTシャツで勝利と団結を求めて総合生らしい爽やかなプレーや応援が随所に見られました。このような学校行事は、住宅街の中にある学校として地域の方々の御理解と御協力がなければ成立しません。内郷内町駒谷の皆様に感謝申し上げます。
 今回から、種目別、年次別、総合の優勝チームにはトロフィーが贈られます。これは内郷宮町のひめゆり総業株式会社様から御寄贈いただいたものです。7月20日(金)の表彰式で生徒たちに披露しました。きらめくトロフィーの外面に生徒たちの笑顔がうつりこんでいました。温かいお心遣いに改めて感謝申し上げます。

 夏休み中の主な行事等をお知らせします。7月26日(木)~27日(金)生徒会チャレンジ企画「ナイトハイク」(勿来駅出発、いわき総合高校着)、7月26日(木)吹奏楽部 県大会出場(いわきアリオス)、8月11日(土)~12日(日)芸術・表現系列演劇 卒業公演「春母夏母秋母冬母」(いわきアリオス)、8月19日(日)フラガールズ甲子園。この他にも各地での運動部の大会等に出場します。地域の皆様、応援等をよろしくお願いします。

思いやりリレー

 暑い日が続いています。

 生徒たちの水泳の授業での楽しそうな声が校長室まで聞こえてきます。また、いわきグリーンスタジアムをはじめとした県内の4球場では、グランドで球児たちが白球を追い、保護者や生徒たちがスタンドで声をからして声援をおくっています。明日14日(土)から、後期の闘いが始まります。

 このような中、朝日新聞によれば「大雨特別警報が最初に出された6日から13日で1週間を迎えるが、被災地ではなお7千人が避難生活を強いられ、行方不明者の捜索が続いている」とのことで、西日本では、豪雨による土砂崩れや堤防の決壊による河川氾濫が起き大変な被害が生じています。 
 被災された方々そして関係者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
 雨はやみましたが、ため池の決壊や土砂にせき止められた河川の氾濫などが懸念されており、被災地の方々は未だ心安まるいとまもないことと思います。
 東日本大震災で被災した私たちにとっては、その労苦を他人事と捉えることはできません。また、震災の折に西日本の方々からいただいた、篤いご支援を忘れてはいません。
 毎年、長崎県立佐世保南高等学校の皆さんが修学旅行の一環として、本校を訪れてくれています。また、東日本大震災の被災地を応援ということで、本校のフラダンスチーム「アロヒ・ミノアカ」は、岡山県早島町の「早島絆の会」や熊本県上天草市の向陽寺の住職 渡辺紀生様にお招きいただき、励ましていただくとともに交流を深めさせていただきました。昨年は、京都で平和と安寧の舞を披露させていただきました。
 「今、私たちにできることは何だろう」 
 「高校生ができることは何だろう」
 これまでのご支援に感謝しつつ、総合生とともに考えていきたいと思います。一つの解としては、高校生が今をしっかりと生き抜くこと、その姿をお見せすることかなとも思っています。
 今回は、言葉だけのお見舞いとなってしまいますが、被災地の一日も早い復興と笑顔ある生活が戻ることを祈らせていただきます。