校長室より
平成26年度後期終業式の日に
本日3月20日(金)は、平成26年度後期終業式でした。終業式に先立ち、体育文化後援会バス贈呈式と表彰伝達式が行われました。
体育文化後援会バスについては、本校長年の懸案でありましたが、体育文化後援会、同窓会及びPTAの役員の皆さんにより議論を進めていただき、購入の運びとなりました。心より感謝申し上げます。
表彰伝達式では、ハンドボール部、バスケットボール部、吹奏楽部、写真部、さらには赤い羽根共同募金スローガン、税の作文、地球温暖化防止のための福島議定書、漢字検定、数学検定、情報処理技術検定、文書デザイン検定、被服製作技術検定、KAKEHASHI Projectの各表彰状・賞状を渡しました。精勤賞の受賞者は、1年次106名、2年次112名にもなりました。
念願の北校舎は、平成27年3月16日に部分引き渡しとなりました。3月18・19日の2日間、生徒の皆さん、卒業生有志、教職員の全員で引越作業を行い、本日の帰りのHRは、新北校舎で行われました。外構工事等はまだ継続しますが、予定通り、4月から新しい校舎が学舎となります。
平成27年度、第12期生と第13期生が学校を牽引します。活躍してくれるものと確信しています。
平成27年3月20日
ただいま、同窓会 佐久間均会長、PTA 大和田清会長より、生徒会長 山中優花さんに、体育文化後援会バスの鍵が渡されました。本校にとっては、長年の懸案でありましたが、体育文化後援会 鈴木礼子会長と同窓会長、PTA会長を中心に、各会の役員の皆さん方と一年をかけて検討を重ねて、バスの購入が決定され、昨日、3月19日(木)に納車となりました。昨日は、奇しくも、待ちに待った北校舎の、実質的には初めての使用日であり、二重にうれしい日となりました。
バスを贈呈していただいたことにより、今後は、各種大会や遠征試合等において、移動方法の選択肢が増えます。部活動等は保護者の皆様のご支援に支えられていますが、バスの導入により、保護者の皆様の負担を少しでも軽減できれば幸いです。
贈呈していただいたバスが、本校の体育文化活動の一層の充実発展に資することを祈念し、また、生徒と共に、大切に使わせていただくことをお誓い申し上げ、お礼の挨拶といたします。
ありがとうございました。
人や人の集団である組織は、自分の有り様を反省して、一歩ずつ前進してゆくものです。この学校についていえば、学校評価アンケート、生徒諸君、保護者の皆さん、教職員に対して実施したアンケート結果が、自分たちの一年の有り様を反省する大切な材料となります。この学校に入学して良かったと肯定的に回答してくれた生徒諸君は90%、保護者は95%もいてくれる。大変ありがたい。これを限りなく100%にするのが私のつとめだと思っています。
私の一年を振り返ると、失敗や不適切な判断もありました。台風などの接近時に学校を休みにするかどうかについては、君たちの安全を最優先にして適切に判断していきたいと考えています。また、卒業式の時の式辞で、第11期生の生徒の名前を読み違えるということをしてしまったので、このようなことのないよう注意を払っていきます。皆さんも、一年の自分の有り様をみつめて、次年度に生かしてください。
平成26年度は、どんな年として記憶されるのだろうか。生徒会が常盤樹祭を開催し、演劇部が全国大会出場を決め、北校舎が完成し、体育文化後援会バスが購入された年であろうか。しかし、これらはあくまでも学校沿革の話。君たち一人一人が、かけがえのない一年の歴史を刻み、思いはすでに平成27年度に向けられているのではないだろうか。
校舎に関して過去の話をしたい。東日本大震災で使えなくなった旧北校舎には、解体前に、桜の木が描かれた。
平成25年2月10日に訪れた方は、一目みて感嘆の声を漏らし、つぎのような感想を述べている。
北校舎の中庭に面した壁面に施されたその「オクリエ」は、ずっしりと太い幹と力強く伸びた根と、学生たちの手形で描かれた満開の桜の花びらが、その場所で過ごした学生たちの想いの全てを語っているかのようだった。胸がいっぱいになった。
校舎は、ただの器ではなく、これから何年も何年も学び続ける生徒諸君の想いが記録される場所となる。⒋月に入学してくる第14期生とともに、新校舎に、最初に想いを記録する君たちが、大切に使ってくれるであろうことを期待する。
私が第13期生の入学式で、又は年度途中に、君たちにお願いしたことを覚えているだろうか。本校が大切にしている言葉、「個性、自律、創造」の中の「自律」に関して、自律の心は、生徒諸君一人一人に求められるとともに、いわき総合高校生全体に求められることであると話をした。本校は、集会時に、教師や生徒司会者が「静かにしなさい」とは言わない学校である、とね。自らが、自分の意思で、話し手がマイクの前に立ったら、司会者が話を始めたら 静かになり、盛り上がるときは盛り上がる、そのような生徒諸君が集う学校でなければならないと強く思っています。このことをはじめて生徒諸君に話したのは、平成25年10月24日の校内文化発表会の日です。第12期生の何人かは覚えているかもしれない。あの時、私は特に、第10期生に話しかけた。そうして、私の話にうなずく生徒が多数いたのだ。皆、自分の学校にプライドを持ちたい。誇れる学校にしたいという思いを持っているのだと感じた。そして、本校はそれができる学校であるとね。
さて、新しい年が始まる。第12期生・第13期生は、自覚を持って本校を引っ張っていってください。
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