校長室より
思いやりリレー
暑い日が続いています。
生徒たちの水泳の授業での楽しそうな声が校長室まで聞こえてきます。また、いわきグリーンスタジアムをはじめとした県内の4球場では、グランドで球児たちが白球を追い、保護者や生徒たちがスタンドで声をからして声援をおくっています。明日14日(土)から、後期の闘いが始まります。
このような中、朝日新聞によれば「大雨特別警報が最初に出された6日から13日で1週間を迎えるが、被災地ではなお7千人が避難生活を強いられ、行方不明者の捜索が続いている」とのことで、西日本では、豪雨による土砂崩れや堤防の決壊による河川氾濫が起き大変な被害が生じています。
被災された方々そして関係者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
雨はやみましたが、ため池の決壊や土砂にせき止められた河川の氾濫などが懸念されており、被災地の方々は未だ心安まるいとまもないことと思います。
東日本大震災で被災した私たちにとっては、その労苦を他人事と捉えることはできません。また、震災の折に西日本の方々からいただいた、篤いご支援を忘れてはいません。
毎年、長崎県立佐世保南高等学校の皆さんが修学旅行の一環として、本校を訪れてくれています。また、東日本大震災の被災地を応援ということで、本校のフラダンスチーム「アロヒ・ミノアカ」は、岡山県早島町の「早島絆の会」や熊本県上天草市の向陽寺の住職 渡辺紀生様にお招きいただき、励ましていただくとともに交流を深めさせていただきました。昨年は、京都で平和と安寧の舞を披露させていただきました。
「今、私たちにできることは何だろう」
「高校生ができることは何だろう」
これまでのご支援に感謝しつつ、総合生とともに考えていきたいと思います。一つの解としては、高校生が今をしっかりと生き抜くこと、その姿をお見せすることかなとも思っています。
今回は、言葉だけのお見舞いとなってしまいますが、被災地の一日も早い復興と笑顔ある生活が戻ることを祈らせていただきます。
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