活動の様子

2024年6月の記事一覧

【出前講座】探究活動④⑤ 地域の現状を把握しよう【いわき市の課題】

 26日の「総合的な探究の時間」では、いわき市役所の方からいわきの現状やこれからの展望についてお話を聞きました。

 前回までの授業で、「人口減少」をテーマにして一人ひとりが「すぐには答えが出ない問い(=リサーチクエスチョン)」を立てました。市役所の方の講演の前に、各々が立てた問いの一覧を見て、問いの深め方や人口が減少傾向にある地域に共通する課題を改めて確認しました。先生方からそれぞれが担当する教科に関連させたリサーチクエスチョンを挙げてもらったものも、自身の系列や進路に絡めた問いの立て方をイメージするきっかけとなりました。

 講演ではいわき市が人口減少に向き合うために策定した「いわき創生総合戦略」に基づいて、いわき市の人口に関する現状とこれからのまちづくりの方針について説明をいただきました。

  気温が高く暑い中ではありましたが、近くの人と話すことで考えを深めようとしたり、キーワードをしっかりと記録したりする姿が印象的でした。次回は講演をふまえて再度いわき市の課題を整理・把握し、新たな問いを探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

1年次「産業社会と人間」 コミュニケーションワークショップ

 19日は「コミュニケーションワークショップ」を行いました。「コミュニケーション・ワークショップ」とは、1年次の「産業社会と人間」の中のプログラムのひとつです。クラスの親睦を深めるとともに、集団での合意形成能力の向上を目指して実施しています。プロの講師の方をお招きしながら毎回、1時間分の授業時間を使って活動を進めています。

 1組

 

2組

 

3組

 

4組

 

5組

 

 担任の先生をはじめとして多くの先生方、そしてサブファシリテーターとして系列演劇の3年次生も参加して、各会場は終始笑顔が絶えず活気にあふれていました。ゲーム性の高いワークショップを通して、生徒たちにとって他者との距離感やコミュニケーションの取り方を知る機会となりました。

 このワークショップは6月・8月・12月にわたり年3回実施します。次回は8月28日に実施する予定です。

2年次「総合的な探究の時間」 探究活動③リサーチクエスチョンを立てよう⑴

 今年度初めての考査が終わり久しぶりの「総合的な探究の時間」でしたが、前回に続いて問いを深める時間とし、「すぐには答えが出ない問い(=リサーチクエスチョン)」を立てる練習をしました。

 人口減少を共通のテーマとして、県外に人が流出してしまうことやそもそも子どもが生まれないことなどの視点から、各々が噛み砕いて考えました。原因を問うものだけでなく「魅力を増やすにはどうすればよいか」「地域の独自性を生かしてできることはないか」ということなど、解決策も講じました。

 研究にはほかの県ではどのような取り組みをしているのか、どのような問題を抱えているかといった先行例の調査も欠かせません。話し合いながら一緒に調べたり、それぞれの問いを持ち寄ったりしてお互いの着眼点を共有しました。

 調べ方や課題の捉え方のコツを掴んできたところで今回は終わりです。次も引き続き問いの立て方や事例の調査を行います。次回の授業の最後には個々人が「リサーチクエスチョン」として一つの問いを設定していきます。