活動の様子

本校で行われた行事等です。

1年次「産社」進路説明会(職業・業種を理解しよう)

今週の1年次「産社」では株式会社さんぽうさんの協力のもと、進路説明会(職業・業種を理解しよう)が行われました。

まず、全体で「職業講話」をいただき、①現在の社会状況 ②仕事とは?働くこととは? ③社会で求められる力

④社会や仕事を知ることの重要性 ⑤働くことの厳しさとやりがい ⑥高校生活でやるべきこと 

について理解を深めました。

 

次に自分が選んだ職業ごとに分かれて、その仕事に就くために必要なことなどのお話をいただきました。

職業分野は合計で35分野。約30校の上級学校の先生方にお越しいただきました。

   

   

   

上級学校の先生方、暑い中わざわざお越しいただき、現在の社会状況を踏まえた分りやすいお話をいただき、本当にありがとうございました。

生徒の皆さんが、この時間で学んだことや考えたことをきっかけに、自己実現のための新たな一歩を踏み出してくれることを楽しみにしています。

来週は「地域社会の現状と課題を知ろう」をテーマに、一般社団法人Tecoさんの講演会を行います。

 

【問い探し】探究活動⑥ 市の課題を見つけよう【再検討】 ※7/5掲載分

  3日の「総合的な探究の時間」では前回の講演をふまえて、今後の探究の時間で扱うテーマを決めました。今回は生徒それぞれが自身の系列や受けている授業、あるいは希望する進路や業界と関連させて、いわき市の現状を整理し課題の発見に努めました。

 

 話し合ったり検索をかけたりしながら、先行例や根拠となる情報の収集に取り組みます。個々人の視点に加えて、これまでの活動で学んだことを生かして、改めて「リサーチクエスチョン(=すぐには答えが出ない問い)」を立てました。前回の講演で、はじめていわき市の取り組みや展望を知ったという生徒もおり、立てられる問いもこれまでのものより深いものになっているようでした。

 

 改めて自分自身と地元との関わりに目を向ける機会となりました。次回は策定した問いをもとに仮説を立てたり検証したりするための用意をしていきます。

1年次「産社」履修計画の作成、上級学校見学、そして職業理解

1年次生は入学後初めての定期考査の最終日に上級学校訪問に行ってきました。

その経験を生かし、ついに一人ひとりの時間割が完成しました。

   

ブロック表の見方を全体で確認したり、お互いに確認したり、教科の先生に相談に行ったり。

どの生徒も、自分の進路と真剣に向き合っていました。

 

そして今日から「職業理解」の授業が始まりました。今日はキャリアデザインブックを使って「産業社会」や「働く」ことについてまとめました。自分がどんな社会に生きているかを理解しながら、どんな風に働きたいのか、そのためには高校生の今、何ができるのかを考えました。

来週は、外部講師の先生方にご来校いただき、自分の興味がある職種ごとに、さらに理解を深めます。

 

【出前講座】探究活動④⑤ 地域の現状を把握しよう【いわき市の課題】

 26日の「総合的な探究の時間」では、いわき市役所の方からいわきの現状やこれからの展望についてお話を聞きました。

 前回までの授業で、「人口減少」をテーマにして一人ひとりが「すぐには答えが出ない問い(=リサーチクエスチョン)」を立てました。市役所の方の講演の前に、各々が立てた問いの一覧を見て、問いの深め方や人口が減少傾向にある地域に共通する課題を改めて確認しました。先生方からそれぞれが担当する教科に関連させたリサーチクエスチョンを挙げてもらったものも、自身の系列や進路に絡めた問いの立て方をイメージするきっかけとなりました。

 講演ではいわき市が人口減少に向き合うために策定した「いわき創生総合戦略」に基づいて、いわき市の人口に関する現状とこれからのまちづくりの方針について説明をいただきました。

  気温が高く暑い中ではありましたが、近くの人と話すことで考えを深めようとしたり、キーワードをしっかりと記録したりする姿が印象的でした。次回は講演をふまえて再度いわき市の課題を整理・把握し、新たな問いを探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

1年次「産業社会と人間」 コミュニケーションワークショップ

 19日は「コミュニケーションワークショップ」を行いました。「コミュニケーション・ワークショップ」とは、1年次の「産業社会と人間」の中のプログラムのひとつです。クラスの親睦を深めるとともに、集団での合意形成能力の向上を目指して実施しています。プロの講師の方をお招きしながら毎回、1時間分の授業時間を使って活動を進めています。

 1組

 

2組

 

3組

 

4組

 

5組

 

 担任の先生をはじめとして多くの先生方、そしてサブファシリテーターとして系列演劇の3年次生も参加して、各会場は終始笑顔が絶えず活気にあふれていました。ゲーム性の高いワークショップを通して、生徒たちにとって他者との距離感やコミュニケーションの取り方を知る機会となりました。

 このワークショップは6月・8月・12月にわたり年3回実施します。次回は8月28日に実施する予定です。

2年次「総合的な探究の時間」 探究活動③リサーチクエスチョンを立てよう⑴

 今年度初めての考査が終わり久しぶりの「総合的な探究の時間」でしたが、前回に続いて問いを深める時間とし、「すぐには答えが出ない問い(=リサーチクエスチョン)」を立てる練習をしました。

 人口減少を共通のテーマとして、県外に人が流出してしまうことやそもそも子どもが生まれないことなどの視点から、各々が噛み砕いて考えました。原因を問うものだけでなく「魅力を増やすにはどうすればよいか」「地域の独自性を生かしてできることはないか」ということなど、解決策も講じました。

 研究にはほかの県ではどのような取り組みをしているのか、どのような問題を抱えているかといった先行例の調査も欠かせません。話し合いながら一緒に調べたり、それぞれの問いを持ち寄ったりしてお互いの着眼点を共有しました。

 調べ方や課題の捉え方のコツを掴んできたところで今回は終わりです。次も引き続き問いの立て方や事例の調査を行います。次回の授業の最後には個々人が「リサーチクエスチョン」として一つの問いを設定していきます。

2年次「総合的な探究の時間」 探究活動②問いを深めよう

 29日の授業は、前回に引き続いて、新聞記事を用いて問いを立てる練習とその問いを深いものにするためのワークを行いました。若者流出への対策を講じる記事を読んで感じた最初の疑問を問いとして設定しましたが、それは少し調べるとすぐに解決してしまう、「探究によって明らかにしたい問い(=リサーチクエスチョン)」としては適していないものであることがわかりました。そこで、「すぐに答えが見つからない問い」を見つけて探究のテーマとするための方法を考えました。

 問いの答えから生じた疑問を新たな問いとして設定することを繰り返してリサーチクエスチョンへと発展させるために、各自が抱いた疑問を話し合いや付箋によって共有しました。

 問いの対象をより小さくしていくことがポイントであることを認識できた授業となりました。次回は今回までで立てた問いをより具体的にし、リサーチクエスチョンとして設定するための相互点検を行います。

 

 

1年次「産社」上級学校見学事前学習

1年次生は前期中間考査の最終日に上級学校見学へ行きます。今回はその事前学習を行いました。

まずは進路指導主事から、大学と専門学校の違いや上級学校見学の意義についてお話ししていただきました。

生徒のみなさん「海鮮丼」の話し、覚えていますか?

次にコースごとに分かれて、自分が訪問する学校についてまとめました。各コース2校ずつ訪問します。

訪問する学校について、初めて手にする大学のパンフレットのどこを見たら情報を見つけられるのか、苦労しながらワークシートをまとめました。まずは自分でやってみて、困ったらきちんと助けを求められる1年次生。

なりたい自分に近づくために、引き続き主体的に大学見学に参加してくれることを期待しています。

   

来週月曜日から、初めての考査が始まります。

そして、いよいよ一人一人が自分の履修計画(ブロック表の作成)に取り組みます。

 

2年次「総合的な探究の時間」 地域探究ガイダンス~問いを立てよう~

 22日の「総合的な探究の時間」は、3年次で取り組む「課題研究」を見据えた探究活動の手法を学ぶための最初の授業となりました。これまでは進路講演会など、卒業後の姿をイメージすることが中心でしたが、今回からは身のまわりにある疑問や解決すべき課題に目を向けていくことになります。

 LHRと合同での実施ということもあり、冒頭には修学旅行に関するアンケートや、ルーブリックによるこれまでの学習やホームルームでの取り組みを踏まえた自己評価を行いました。行事が満載なこの一年を過ごす中でも、自分自身を振り返り、糧とする機会となりました。自己評価は9月と2月にも実施する予定です。

 探究活動のガイダンスとして、まず今後の予定を全体で確認しました。

 

  全体での確認後、クラスごとにワークを進めました。動画の視聴を通して、「なぜ探究する必要があるのか」ということを中心に、AIにできないことへの挑戦や課題に全力で向き合うことの大切さについて考えました。

 

  最後に、新聞記事を活用して問いを立てる練習を行いました。若者の県外流出への対策のために調査を行うとする内容の記事を読み、知らない言葉を抜き出したりお互いの疑問を共有したりしました。問いの種類の豊富さや自身にはなかった視点からの様々な疑問に触れ、問いは身近な場所にたくさんあるということに気づくワークとなりました。

 

  興味や関心のある分野で研究を始めたいと考えても、その方法やコツがわかっていなければスタートを切ることはできません。6月までは研究テーマの決め方や調査方法など、知識や理論的な内容を学習します。次回は、問いをより深いものにしていくためのポイントに触れていきます。

1年次「産社」適性診断テスト解説会・履修科目の書き出し

本日の1年次生は 株式会社リクルート佐藤健太様から、4月に受けた適性診断テストの結果の見方や履修計画への生かし方をご講演いただきました。

 

まず最初に「やりたいことは知っていることの中からしか見つからない」とのお話しがありました。

自分の興味・関心を結果表を見ながら確認、その後自分が満足できそうな仕事・学問を確認しました。

様々な仕事・学問をチェックしながら、自分が今知っていることは氷山の一角にすぎないこと、今やりたいことは本当に自分がやりたいことなのか考えることの必要性を確認しました。

講演後の質疑応答の時間です。

   

こんなにたくさんの生徒が質問しました。講師の先生からも「他の学校ではなかなかない。」とお褒めの言葉をいただきました。

授業の初めと終わりのあいさつやお礼の言葉も、クラス順に生徒が行っています。入学してまだ数か月とは思えない堂々とした姿に感心しました。

教室に戻って、ご講演いただいた内容を思い出しながら自分が履修する科目の書き出しを行いました。

 

授業の終わりのチャイムが鳴っても、真剣に作業を続ける1年次生。

素晴らしい取り組みでした。来週は6月7日に行われる上級学校見学の事前学習を行います。